「ストリート・オブ・クロコダイルズ」のクエイ兄弟初の長篇映画です。このようなDVDを買って、しかもうきうき鑑賞してしまう自分が、少しばかり心配。この白黒映画は、スイスの幻想文学作家ヴァルザーの小説が原作とのこと。しかしいつものストップモーションではなく、人間を使ったライブモーション・ムービーです。クエイ兄弟特有の鮮やかで豊かなモノクロと、めくるめく迷宮のような夢世界は健在です。 . . . 本文を読む
キアヌ・リーブス主演のオカルト映画。オカルトといっても全然怖く無いですが・・・舞台は現代のロサンゼルス。確かにロサンゼルスってうようよ居そうですね、人間のフリをした妖しいもののけが。古くはエクソシスト、90年代にはエンド・オブ・デイズやディアボロスといった悪魔もの映画の流れを汲む悪魔退治映画です。 . . . 本文を読む
日本ではそれほどではありませんが、欧米では非常に評価の高いB級SFアクション映画です。
主役のクリストファー・ランバートの強烈な存在感と、彼の師匠を楽し気に演じるショーン・コネリー、B級なんて言ってしまっていいのかしらん・・・しかしストーリーはマンガちっくなB級、しかし極上のBなのです。 . . . 本文を読む
SF映画マイベスト3を上げよ、と言われたら、間違い無く入る、エイリアンのリドリー・スコット監督、フィリップ・K・ディック原作の近未来SF。常に酸性雨の降る暗い近未来のロサンゼルス、脱走した4体のアンドロイド(レプリカント)と、それを追うブレードランナー(レプリカント専門の賞金稼ぎ)の対決に、主役のブレードランナーであるハリソン・フォードのレプリカントとの恋や、人工生物であるレプリカントの「自我」「存在理由」といった哲学的要素を交えたアクション系SFです。 . . . 本文を読む