ORGANIC STONE

私達は地球を構成する生命を持った石に過ぎないのですから。

人類最後の開拓地へ:スター・トレック イントゥ・ダークネス(2013)

2013-09-10 21:57:32 | 映画:SF&ファンタジー
Star Trek Into Darkness(2013)

初期TVシリーズの物語をベースに、オリジナルのプレ・ストーリーという位置づけでリブートされた2009年のスタートレック続編。
英国の至宝w今が旬のベネディクト・カンバーバッチを悪役に迎え、このベネ男を前面に出した宣伝方法が良かったのかは解らないけど相当宣伝費かかってますね?映画としては前作に引き続き良く出来てると思うし、スタートレックのファンなら納得する細かい伏線を上手く入れ、スタートレックを知らない人も前作を見ていない人もそれなりに楽しめるハイクオリティなエンターテイメントSF。もちろんオリジナルを知っていればもっと楽しめることは間違いない。ストーリーはTVの2時間スペシャルに毛が生えた程度&なんだか船が攻撃されてばかりいた印象だけど、濃いキャラが多くてそれをお約束の展開で上手く物語に絡ませていて飽きさせず、CGも最新の美しさ。細かいところを気にする映画じゃありません。

ニュージーランドの至宝カール・アーバンのボーンズの人間臭さ、ベネ男のクールなアクション(スタントかもしれないけどな!)、エンドロールの3DCGが私的には見どころだった。ボーンズは重要な場面なのに唐突に変なたとえ話するところが可笑しい。人間味のある型物キャラはオリジナルのドクター・マッコイもそうだったなあって懐かしく思い出した。どうしても船長とスポックとベネ男の影になっちゃうけど、大変重要な役だと思うので次回はもっと活躍して欲しいですね。
期待カンバーバッチのスーパー悪役は残念ながら可もなく不可もないキャラというか・・少なくともあのひんやりとしたドヤ顔を生かし切れてなかった印象。中途半端なんだよなあ。最後もアレだし。ちなみに他の出演者に典型的なイケメンが居ないためベネ男が美しく見える!(※感じ方には個人差があります。)

ストーリーの最後、エンタープライズ号は未知の宇宙に向け5年の任務に旅立つ。あの懐かしの「宇宙、それは人類最後の開拓地である」ってナレーションとテーマ曲が流れ、オールド・ファンはここで涙を禁じ得ない。TVシリーズに繋がって行くストーリーはこれからも安心して見れる安定感がある。このままクオリティを落とさずシリーズを続けて欲しいなあ。

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1 コメント

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ガブモン (アグモン)
2014-07-01 13:26:44
寧ろ逆に満足だろ
他に別に満点だろ
当然正反対に満腹だろ
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