ORGANIC STONE

私達は地球を構成する生命を持った石に過ぎないのですから。

ミナス・ティリス、銀、真珠、そして月の都:ロード オブ ザ リング 王の帰還(2003)

2006-04-22 10:55:25 | 映画:ショーン・ビーン
映画の建築物の様式は、どことなくエキゾチックで、微妙なイスラム様式を感じます。映画1作目にガンダルフが古文書を調べにミナス・ティリスへ行くシーンで、夕焼けのミナス・ティリスが映りますが、イスラム様式の影響の強いスペインのグラナダを思い出させます。 . . . 本文を読む
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ボロミアはなぜ死んだのか:ロード オブ ザ リング(2001)

2006-04-14 20:19:32 | 映画:ショーン・ビーン
ボロミアはなぜ死ななくてはならなかったのか。ゴンドールの首都ミナス・ティリスの部隊ホワイト・タワー指揮官、ボロミア。しかし彼は、そのタフな外見とは反対に繊細で、良くも悪くも「誰より人間らしい」男でした。その屈託のない笑顔と、勇敢さの裏の「人間としての弱さ」。強ければ強いほど、明るければ明るいほど、その「弱さ」が引き立つ、そのために彼は物語上重要な「人間の弱さ」を象徴するものとして、死ななくてはならなかったのではないでしょうか。 . . . 本文を読む
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フィフス・エレメント(1997)

2006-04-05 19:03:58 | 映画:SF&ファンタジー
フランスのSFコミックを原作にした近未来アクション。リュック・ベッソンらしい、突っ込みどころ満載のかっこよくてコミカルかつセンスの良いヴィジュアルに溢れたSFですが、テーマは「愛」でしょうか。カラフルでコメディタッチのハイテクで溢れる近未来、(ブレードランナーとはまた違った、ある意味能天気ラテンな感じ。でもやっぱり屋台の親父はアジア系。) . . . 本文を読む
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ザ フィールド(1990)

2006-04-04 23:18:49 | 映画:ショーン・ビーン
骨太アイルランド物を撮るために監督やってる感のあるジム・シェリダン1990年の作品。大戦前のアイルランドの田舎に住む頑固おやじ"ブル"(リチャード・ハリス、実はアイリッシュです)の、土地への執着と、悲劇。アラン島ロケの美しい風景を見て、なんて素敵なところなの!なんて言うのはアウトサイダーだけ。現実は、映画にも描かれるように、芋つくるのも精一杯の痩せた土地。地の果てまで来たな・・・って感じです、実際は。 . . . 本文を読む
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