英国BBC制作、日本でもかつてNHKで放映され、コアなファンを持つ正統派英国シチュエーション・コメディ。アメリカのコメディとどう違うのかって?アメリカのコメディは下品ネタでも最低のラインで品を保っていることが多く、オチも心温まる部分を残します。しかし英国物はそんな最低ラインや心温まるオチ、登場人物間の友情や愛情なんかまったく考慮しません。「おいこの後どうなったんだよっ!」とつっこみいれたくなるような、ただただ笑いあるのみ。 . . . 本文を読む
この映画は欧州的アート系でありながらファンタジー、ホラー、コメディの各要素を持ち、その底に流れるブラックユーモアは、類を見ない強烈さ。そして主人公のオスカル役ダーフィト・ベンネント、目玉を見開いて大人の世界を凝視する様は妖怪です。目が怖いです。もちろん子供らしい可愛さもありますが、無表情に怖いことをする不気味さは、ホラー&オカルト。 . . . 本文を読む
メンバーのソロらしきものは皆無。きちんとしたメンバー紹介さえ無いのです。そしてただでさえ短めの曲が多いのを矢継ぎ早に繰り出す繰り出す。2枚目(Three Cheers)からの曲と3枚目(The Black Parade)からの曲をバランスよく配置して、全力疾走!MCもたらたら語るわけではなく、簡潔&シンプル。 . . . 本文を読む
先週に引き続きZAPP。しかし今回は意気込みが違います。目の中に入れても痛くないMCR(入りません、絶対)ですから。残念ながらギターの暴れん坊フランクが病欠、急遽サポートメンバーを加えての公演です。キャンセルじゃ無くてよかった。いや本当に。男性はパンク野郎がちらほらと。思ったとおり演奏前から雄たけび上げてるバカ。ああパンクだね~モッシュしてたのもあの連中でしょう。ステージには手前にThe Black Paradeのカーテンが架かり、機材は見えません。 . . . 本文を読む
ファーストアルバムの曲になるとみな盛り上がる。やはり皆さん昔からのファンが多いようです。やりそうな曲は全部やっていたと思います。意外だったのはドーベルマンをやったこと。「ブリティッシュだったら分かるよね」の前置きでの演奏でしたが、なんのことか意味分からず。(ブリッツじゃないもんで)しかもしつこく「英国人はいますか~この中に」と繰り返し、挙句の果てに「英国人に幸あれ!」とかいっちゃって「おい名古屋人はどうなんだよ!」と思ったのは私だけではあるまい。 . . . 本文を読む
英国の社会派監督ケン・ローチによる、アイルランド独立戦争とその後の内戦をテーマにしたドラマ。2006年カンヌ最高賞受賞作で、マイお気に入り登録済みのキリアン・マーフィー主演ですから。そして映画館が満員で3度も映画館へ通ってやっと座れたという盛況ぶりに、期待度500%で見た待望作。 . . . 本文を読む
もちろん私の目当てはカウボーイ役ショーン・ビーン。沢山出番があるわけでは有りませんが、「殺し屋みたいな怖え~男だ」「あいつに見つめられるとぞっとする」等、前情報が大変気を持たせます。そしてジョンが窮地になったところでクールに登場!しかも黒づくめでくわえタバコ。ありゃ~かっこいいじゃありませんか?!カウボーイは何者なのか?彼がなぜカウボーイと呼ばれるのかは、最後に分かります。彼が扱うのは牛では無かった訳ですがね・・・ . . . 本文を読む
誰もに愛される児童文学の名著ファンタジーを、甘さとほろ苦さ、遊園地のような楽しさで映画化したティム・バートンのこの映画。まるで極上のチョコレート詰め合わせのような楽しさです。ただし、ビターなブラックチョコレート。 . . . 本文を読む
スペインのアレハンドロ・アメナバール監督、オスカーその他の賞を合計56個取った、実話を元にした作品です。日本では「魂を揺さぶる真実のラブストーリー」なんてコピーが付いていますが、そんなコピーでこの作品を表現する事は間違っていると思います。この作品のテーマはただ一つ、「尊厳死」。見終わった後、自分の命は誰の物なのか、そして生きると言う事の重さと意味を考えずには居られない作品です。 . . . 本文を読む