大阪発達支援センターぽぽろブログ ぽぽろ番

ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育支援部門です。
大阪市鶴見区今津北にあります。

ぽぽスク体験会&エコールKOBE見学会

2011年05月15日 | 専攻科・学ぶ作業所
 先日は箕面市にある明光ワークスの自立訓練事業見学会お疲れさまでした。

 「学ぶ作業所」・福祉事業型「専攻科」=「ぽぽろスクエア」の最近の動きと「体験会」「見学会」「つどい」などの案内を以下の「ぽぽろスクエア」ブログにアップしています。いよいよ本格始動です。興味のある方はご覧ください。

 ぽぽろスクエアのブログ「ぽぽスク」はこちら。


14日の卒後の学ぶ場・専攻科を考える集い実行委員会にご参加を!

2011年04月12日 | 専攻科・学ぶ作業所
 行ってきました!!4月9日(土)『鉄人28号』が復興の象徴として立つ新長田駅へ。
 Daちゃんもお母さんのブログに載せてもらっていました。あれです。
 同行の「つくる会」事務局長のHiさんに撮ってもらいました。

 商店街の方も胸を張っておっしゃったように、再建された長田の街とその象徴である「鉄人28号」に目を見張りながら、あのときの様子を思い浮かべこの日のめざす会場に向かいました。


 阪神・淡路大震災の時には救援活動で元町の神戸市立盲学校に震災3日目からお世話になりました。出勤する途上の六甲から燃えている神戸の街を見た教頭先生がその時のことを泣きながら夜通し話されたのを思い出します。

 私たちは近畿の障害児学校の教職員組合で運動場をお借りしてテントを張り、私が籍を置いていた学校から不要になったプロパン用の給食用大なべ2台を持ち込み、トン汁などを学校周辺の皆さんにお配りしたり、周囲のお年寄りの家を訪問しました。近畿の養護学校(今は特別支援学校)の先生方が続々と駆けつけ長田区の避難所は真っ先に回りました。

 避難所には障害のある子どもたちはほとんど見当たらなくて、軒並み訪問したらご近所の方々や民生委員さんから「あの唐黷ゥけた家の中で避難生活を送っておられます」「あのワゴン車の中で家族と避難されています」「大阪の親戚をたよって行かれました」というような話を聞きました。救援物資を届けながら、困っておられることや要求を行政に届ける活動をしました。
 確か最初の土日には200人の教職員が駆けつけ、一気に避難所を回りました。地元の教職員は家族と自らの学校・子どもたちと地域住民を守るために奔走しており、彼らに頼ることなどできません。そこでの救援活動のまとめ役をしていた私は団塊の世代に随分助けられました。
 
 今回、何年ぶりでしょう?会場で当時、神戸市立盲学校教員で兵庫の障害児学校の教職員組合の委員長をしていたwa先生に出会い、当時のことを語り合いました。
 彼は今年3月に退職。
 そして、Ka先生は先輩教員と一緒に立ち上げた株式会社(WAPコーャ戟[ション)で「エコールKOBE」という福祉事業型「専攻科」(障害者自立訓練(生活訓練)事業)を4月1日からスタートさせ「学園長」に。彼も今年3月退職。私は現役を続けていたら来年が退職でした。ほぼ同世代です。
 みんな元気やなぁ!!この団塊の世代と私たち少し下の世代のパワーはあの時同様に健在というか、むしろパワーアップして感じられました。大阪の退職組(特に男性)も頑張らねば…。そう言えば、お一人男性でSi氏が加わって下さったことはまことに心強い!超有名バイオリニストと同姓同名のSeさんも退職組に加わりました。よろしくね。


 さて、事業・「エコールKOBE」を利用される卒業生の皆さんは「学生」として紹介されていました。
 一人ひとりのこれからの学生生活への決意も、東日本大震災で被災された方々へのメッセージも歌も本当に素晴らしかった。装飾も学生たちの手作りです。学生が主人公の開所式で、みなさん生き生きとされていたのがとても印象に残りました。


 さて、ぽぽろスクエアの方は震災の影響で資材の値上がりと資材の調達困難に直面していますが、建設業者は私たちの期待にこたえるために頑張っているので少し時間が欲しいということになっています。結論は今月末まで。また、予定していた街頭募金運動などもとりやめることにしました。しかし、どんなことになろうとも来年度までに立ち上げることは不動の方針です。和歌山から兵庫へ、そして大阪のスタートは点から線へ、線から面への広がりを示すものです。
 あさって14日は卒後の学ぶ場・専攻科を考えるつどい実行委員会です。案内はこちら。明光ワークスの見学会も決まりました。(申し込み受付中です)
 同じくあさっての晩は堺(松原)に学ぶ作業所をつくる会事務局会議です。
 パンフもほぼ出来
上がり、先ずは特別支援学校訪問、事業の案内活動が始まります。
 頑張りましょう。

堺(松原)に学ぶ作業所をつくる会総会

2011年02月22日 | 専攻科・学ぶ作業所
 本日は記念すべき「堺(松原)に『学ぶ作業所』をつくる会」第1回総会に会場ほぼいっぱいの80名を超える皆さんにご参加いただきました。ありがとうございました。


大阪の地において、第1号の「学ぶ作業所」を立ち上げる出発点であり、今後府内に大いに「学ぶ作業所」と専攻科を実現させる運動の拠点づくりになるであろうという期待を込めて「歴史的なつどい」と呼ばせて頂きました。
 中には仕事を休んだり、都合をやりくりしたりして来ていただいた方々もおられ、とても熱気のこもった集まりとなりました。

 特に感動したのはぽぽろのヤンクラ生諸君のスピーチです。仲間の中で自分の弱さや生きにくさを含めて出し合い、そこから自己肯定感を回復し、磨きをかけていっている姿が感動をよびました。若者らしいみずみずしいねがいに触れていっそう元気が出ました。ぽぽろスクエアの将来を象徴する彼らの姿でした。ありがとう。

 スピーチも多彩でとても期待のこもったもので身が引き締まる思いがしました。ありがとうございました。
 会員になっていただいた皆さんにはニュースでご発言などをお伝えして参りたいと思います。(今日、さっそく第1号が会場で発行されました。)

 ドキドキしながら当日を迎えた事務局長のHさん、何から何までの準備ご苦労様でした。
 会長の湯浅先生はじめ役員や事務局の皆さんと頑張りましょう。
 事務局メンバーも募集中です。事務局は鶴見区の放出・ぽぽろですが、事務局長は住吉区安孫子(あびこ)のわが法人本部の大阪障害者センターに机を一つ置かしていただき、そこにつめることになりました。そこでワイワイガヤガヤやれたらいいかなって思っています。特に昼間に動ける保護者の皆さまのご協力・ご参加をお待ちしています。


卒後の学ぶ場・専攻科を考えるつどい

2011年01月19日 | 専攻科・学ぶ作業所
 大阪全体ですすめてきた「卒後の学ぶ場・専攻科を考えるつどい」の第6回目の「つどい」です。この間、堺方面を中心に取り組んできた学ぶ作業所づくりの具体化に重点を置いてきました。今回は前回「つどい」(昨年10月)以降の経過と「ぽぽろスクエア」の構想やカリキュラム(案)、利用案内などについての説明をさせていただきます。また、「つくる会」の案内や募金活動などについても報告する予定です。

 日時 2011年2月10日(木)    午後10:30~12:00
 会場 大阪発達支援センターぽぽろ

 いよいよ2012年3月の開所をめざし、大阪に第一号の「学ぶ作業所」をつくるための運動が具体的に動き始めます。私たちのとりくみが大阪全体にも波及することをねがっています。
 夢を現実に!高等部専攻科設置と福祉の事業を活用した「学ぶ作業所」づくりに是非ご参加ください。
 初めての方でも参加できます。参加費はいりませんし参加は自由です。
 参加の問い合わせ、申し込みはぽぽろ(06≠U964≠O703)まで。


ブログ「ぽぽろスクエア」

2011年01月18日 | 専攻科・学ぶ作業所
 堺(松原)に「学ぶ作業所」をつくる会&卒後の学ぶ場・専攻科を考えるつどいのブログ「ぽぽろスクエア」を開設しました。「ぽぽろスクエア」は今度、堺市と隣接した松原市に建設予定の「学ぶ作業所」の名称です。

 高校・高等部卒業後の学ぶ場・専攻科(2年間)をつくる運動の中で、希望者がだれでも学べる専攻科の教育制度が整うまで、福祉の制度を活用した学ぶ作業所の中で学び保障していこうというとりくみです。この作業所が提供する「サービス」は専攻科で学ぶ自立支援のカリキュラムと重なる部分が多いと思います。卒業生はもとより、いったん卒業して就労(福祉的就労を含む)された青年の方でも学び直したいという方についてもご本人の希望があれば利用対象となります。

 2月22日(火)に立ち上げる堺(松原)に学ぶ作業所をつくる会の第一回総会の案内をしています。(午前10時~12時、会場はサンスクエア堺=JR堺市駅すぐ)

 ぽぽろのヤンクラ生たちの演奏と高橋紗都さん(『うわわ手帳と私のアスペルがー症候群』著者)のギター演奏を予定しています。
 また、当事者・家族・教育・福祉関係者などによるリレートークもあります。
 そして、募金活動をはじめ「つくる会」の今後のとりくみや「ぽぽろスクエア」構想の報告・承認と「ぽぽろスクエア」利用・募集案内などをさせていただきます。開所予定は2012年3月1日の予定です。会長には湯浅恭正氏(大阪市立大学大学院教授)にお願いする予定です。
 どなたでもご参加いただけます。参加申し込み、お問い合わせは「ぽぽろ」までお願いします。