キッズ学習室です。
この日の課題文字は「羽」でした。
Aさんは、
「え?何でもいいの?」
「落ちてるやつでも?」
スタッフが
「頭に浮かんだ『羽』を作ってくれたらいいよ」と伝えました。
「わかった」
と以前道路で見つけた落ちている鳥の羽を作ってくれました。
「漢字なんとなく覚えてるで」
「なんか、同じやつが二つ並んでる字やんな」
粘土で文字の形をこうだったかな、こうかな?と思い出しながら作成していきました。
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キッズ学習室の指導の中心的活動は、課題漢字の意味を絵のように視覚的にイメージして粘土で形にすることです。 教えられるイメージではなく、自分のイメージを形にします。
〈粘土造形(使用写真↑)には、Aさんから掲載の許可を得ています。〉
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<ぽぽろキッズ学習室について>
読み書き障がいのお子さんが対象です。
基本月2回、約1時間、個別でプログラムを通して向かい合います。
プログラムは、NPO法人SKCキッズカレッジ(前滋賀大キッズカレッジ:読み書き障がいに関する研究や実践を行っているところ)と同じものです。
スタッフはSKCキッズカレッジの研修を受けています。
漢字を覚える学習ではなく、プログラムを通して読み書きの困難さと向き合いながら自分の力で自分なりの方略(やり方)を見つけ出すことを目指しています。
「大阪発達支援センターぽぽろ」は、大阪市鶴見区今津北にあります。
障害児の放課後や長期休業中の居場所づくりを目的とする放課後等デイサービス事業、療育支援を目的とする児童発達支援事業、の2事業を実施しています。
ぽぽろはNPO大阪障害者センターの子育て・教育部門です。