外山滋比古さんの本を暫くぶりに読みました。
以前心が詰まった時などに読んでいた「思考の整理学」が再編集され『新版 思考の整理学』になりました。
また有難いことに大きな活字になって読みやすくなりました。
この本は6つのチャプター、36のセクションで構成されています。
自分の頭でものを考え出す力はどうしたら得られるのか。自分で模索しながらこんなことをしてみると、効果があるかなということを述べられた本で、セクションの題名をみて、どこからでも好きなところから読めるようになっています。
以前から高校の教科書にはもちろん、最近は高校入試対策の学参にもこの本が頻繁に引用されています。
著者の生活の中から出てきた知恵の数々が論理的に適切に書かれていることが入試問題に用いられている由縁なのでしょう。
今回の再読は私が心に響く大切な時間となりました。
外は寒いが心は暖かい!
寒さが続く北の大地からでした。