北の大地で生きているだけで丸儲け。

好きなことを自由にやる。嫌なことも元気にやる。何でもワクワクやって生きていきたいな。

アオタテハモドキの変わり者?

2024年02月21日 | 標本
標本箱の整理をしています。

バラバラに収められていた標本を同じ種ごとにまとめる作業をやっています。

が、虫屋の性か?作業が中断してしまうのです。
今回のUPもその一例。
沖縄産アオタテハモドキ(通称アオタモ)の♀です。

後翅の眼状紋にご注意ください(^。^)
赤い二つの眼状紋が接しています。
展翅したアオタモの中に2頭いました。
普通のアオタモは下の画像のように離れています。

南方系の蝶の中では普通種のアオタモですが、北に住む私は沖縄に行くとつい採集してしまいます(^。^)

蝶に興味・関心のない方にはつまらない話になり申し訳ありません。

さて、また整理を再開しましょう!

時折、注意不足で標本を傷めたりしていますが、懲りずに頑張ります)^o^(

昨日までの暖かさが今日からまた真冬の寒さになり、暫くは家の中で過ごすことになりそうです。
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お気に入りの蝶 ミヤマカラスアゲハ

2024年02月04日 | 標本
どうですか?
このミヤマカラスアゲハ!
こんなの見たことありますか?

アカタテハやクジャクチョウなどの斑紋は金太郎飴のようにほぼ変わりませんが、

ミヤマカラスアゲハの斑紋は個体一つ一つ違っていますし、美しい個体も多く興味が尽きません。

いつのまにかミヤマカラスアゲハの標本箱は増え続けて今や大層な数になってしまいました(^。^)/

ずっと残すものと処分したいものに分けたいのですが、なかなか捗りません。

標本を見れば見るほど個性的で残したくなり、躊躇してしまいます。

こんな調子ですので標本整理も中途半端になりそうですが、仕方ありませんね(^.^)

蝶の採集も飼育も展翅も私には楽しい時間。
こんな時間をもらえるなんてありがたい。

生きていられることに感謝して、この寒い季節を乗り切ろうと心に決めている北の大地の住民です!

それではまた。
イヤイライケレ(iya yraykere)
アイヌ語で「ありがとう」
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アオタテハモドキのギナンドロモルフ

2023年05月15日 | 標本
この蝶は南西諸島に生息しているアオタテハモドキです。

沖縄県に行くとほぼ年中見られます。公園や空き地、草原などの明るく開けた場所によくいる蝶です。

沖縄に行くと♀を採って産卵させ、北の大地で飼育することが多いですね。

展翅標本を整理していましたら、この異常体を見つけました(^^)

左前翅はほぼ♂の紋様、右前翅は♀、左後翅は♀、右後翅は♂っぽい紋様で「雌雄モザイク」と呼ばれる異常です。
因みに英語ではgynandromorgh(ギナンドロモルフ)と言います。

♂は後翅が青色で一般的にこんな感じです。

♀は前翅はこんな感じです。
後翅は地の色が橙色と青色ですが、橙色が多く青色は少なく感じます。
蛇の目の紋は大きさが様々で色彩変化も多く飽きない蝶の一つです)^o^(

冷凍庫にはまだまだアオタテハモドキが入っていますので、体調を見ながら展翅したいと思います。

鼻風邪がイマイチ治らない北のしまんちゅ(島人)でした。
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沖縄のマダラバッタ

2023年04月07日 | 標本
昨夜今期の採集のために冷凍庫の中を整理しようとしましたが、

冷凍庫に昨年の暮れに沖縄で採集したバッタがありましたので、整理を脱線して展足してしまいました(^-^)

マダラバッタという種です。
北の大地にはいません。

これは雌、頭から羽根の先まで長さが8センチほどあります。大きいですね。

この2頭は雄、雌より小さく大体6センチくらいです。

とても敏感なバッタで近づくとすぐに何メートルも先まで飛んでいってしまいます。

こうなると何がなんでも絶対採ってやる!と闘志とアドレナリンが出まくり、原っぱで大格闘してしまいました(*^o^*)

しかし少し採ったら息切れしてきて一休み。
その後はもう闘志も湧かず蝶を採っていました(^O^)

それにしてもいっぱい採って来なくてよかった!(負け惜しみか?)

この手の標本作りは厄介ですね。
バッタは腐らないように内臓を取り出して中を消毒し、綿を詰めて標本にします。

(その過程は嘔吐反射を起こしかねないので画像を載せられませんでした。)

本日の教訓
バッタは構うな!捕まえるな!
ほっとけ!

北の大地からでした。

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北の大地にはいないハンミョウ

2023年03月28日 | 標本
残念ながらここ北の大地には色彩の豊かなハンミョウ(斑猫)はいないのです。

地味なハンミョウはいますが、このハンミョウのような綺麗なものじゃありません。

このハンミョウはナミハンミョウとも呼ばれ、日本列島の一部の限られた地域に生息していて、学名はCicindela japonicaと名付けられています。

japonicaはラテン語で「日本の、」の意味ですから、日本産ということになります。

子供のノートなどで「ジャポニカ」ということばで知られていますが、発音としては「ヤポニカ」のほうがいいかな( ◠‿◠ )

甲虫の展足は私には不向きで上手くできません。

頑張って展足してもこんなもんですが、また機会があれば集めたいものです。

北の大地からでした。

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