和具漁港の黄昏（志摩町）

暑かった１日が　陽が沈み
静かな暮れ時です

日暮れを待って　和具漁港の岸壁で
浅間祭　「おしょうじ」が行われた

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浅間祭・おしょうじ（志摩町和具）

志摩の各地で富士講の祭礼が行われる

これから富士登山する人　すでに登った人々が集まって
海水で垢離を掻き身を清める

集落内を鳴り物入りで回り
浜に浅間神社の　年季のあるノボリを建て　
臨時に特設の鳥居や祭壇を作り祭礼をする

行事は「富士講」「浅間さん」「冨士講垢離とり」
「おしょうじ（精進）富士講」などと言われ　
和具は「おしょうじ・精進」と言われている

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浅間祭・「おしょうじ」 夜の海で垢離（志摩町和具）

午後８時過ぎ　富士講の人たちは
数珠を首からかけ
下帯姿で　夜の海に入り　
海水で垢離を掻き　身を清める

１回に３度　頭から身を沈め清める
これを３回繰り返す
　
海中から　拾った石は　お守りに
いただいた　
毎年いただくが　玄関に置いていると
言うと　喜んでくれた

今回の石は　にぎりこぶし半分ほどの大きさだった

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浅間祭・「おしょうじ」の人達（志摩町和具）

夜の海で　体を清めた人たちに
体の悪いところや　頭をなでてもらうと
よくなると言われ　大人も子供も寄ってくる

和具の浅間祭は　志摩では一番賑わう
浅間祭です

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浅間祭・「おしょうじ」の煙かぶり（志摩町和具）

浅間祭の行事にもう１っある
それは　「煙かぶり」です
この煙をかぶると　無病息災　害虫の燻り出しです

藁火が焚かれたが　今年は晴れて　火が飛び散るのを
予防し　水で湿したのか　火の手が上がらす
煙ばかり　まさしく　煙かぶりとなった

服も体も　煙の臭いがつき
虫よけになった　　

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