伊勢神宮奉納・狂言 末広がり（大蔵流）

長老に対し「末広＝扇」を贈ろうと思いつき
家来の太郎冠者を呼び
「良質な地紙で骨に磨きがかかり　戯れ絵（ざれえ）が描かれている」という
末広がりを　買い求めるよう命じた

太郎冠者は　末広が　何かわからないまま都へ行き
大通りで「末広買おう」と大声で人々に呼びかける

それを見た男（すっぱ）は　あり合わせた傘を取り出し
言葉巧みに「これが末広だ」と売りつけた

そして　太郎冠者に「主人の機嫌が悪い時に謡うとよい」といって
唄を教わる

太郎冠者は喜んで大金を支払い　傘を買って
主人である男のもとへ帰ったが

主人は　持ち帰った傘を見るや激怒し　
太郎冠者は自分が騙された事に気付く

しかし　太郎冠者が　すっぱに教わった唄をうたうと
主人は　たちまち機嫌を直し　太郎冠者と共に舞いうたう

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伊勢神宮奉納・狂言 鬼瓦（大蔵流）

長らく都に滞在していた大名　目出度く帰国することとなった
無事帰国できるのは　日ごろ信仰する因幡堂薬師如来の
ご加護のおかげと　召使いの太郎冠者を連れて御礼に参上する

国元に薬師如来を安置しようと考えた
大名は　堂を建立するために外観の造りを見学した

破風の鬼瓦が目に留まります　鬼の「いかつい顔」を
眺めるうちに　国に残してきた妻に似ていると気づき
懐かしさのあまり泣き出してしまう

しかし　太郎冠者に　もうすぐ会えると慰められ
気を取り直して二人で大笑いして帰る

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伊勢神宮奉納・狂言 福の神（大蔵流）

福の神を祀る神社へ　２人の男は　
毎年大晦日に神社で　豆まきをして越年する

鬼は外　福は内と豆まきをしていると
大きな笑い声をあげて福の神が現れ
福の神は「毎年参拝に来るお前達を金持ちにしてやろう
だから酒をくれ」要求する

男たちが福の神へ酒を奉げると　旨そうに飲みながら
福の神は歌いはじめる
　
金持ちになる秘訣として「早起きをし　他人に優しくし　
客を拒まず　夫婦仲良くすることだ」と説き

福の神に　美味しい神酒　たくさん捧げれば
楽しくなると言って　謡い舞って
朗らかに笑って去った

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伊勢神宮と おはらい町（伊勢市）

爽やかな夏のような天気　朝の１０時頃の
宇治橋を渡る人たちの風景です
ウィークディーです

午後を回った　おはらい町の賑わいです
伊勢は　相変わらず賑わっています

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おはらい町の 人力車（伊勢市）

おはらい町では　２台の人力車が
営業している
街並みと　人力車が似合っている
古き良き時代に　タイムスリップ　

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おはらい町の 招き猫（伊勢市）

おはらい町は只今　招き猫の
置物であふれている

一角は　ネコ　ねこ　猫です

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おはらい町の手作り猫（伊勢市）

手書きの　まねき猫　似ていても
同じものが２個とない　１点もの
マイネコいかが？

また　鼈甲飴の猫や細工物は
日本の　手芸品です

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