明日より寄稿予定
『バランギガ虐殺』
20世紀の植民地支配の記憶が蘇るのはアジアに留まらない。
1901年、ある鐘の音をきっかけに10歳以上のフィリピン人が大量虐殺された
米比戦争の最中の1901年9月28日、サマール島バランギガの小さな村をパトロール中の米軍2個中隊が突然フィリピン側の待ち伏せ攻撃を受けて、米兵48人が殺害される事件が起きた。米軍のアーサー・マッカーサー司令は報復としてレ . . . 本文を読む
スーザン・ペノリアからの手紙シリーズ
スーザン・ペノリアの肖像
スーザン・ペノリアがカール・アイヒェンラウブに手紙を書き始めたのは、1947年のことだった。それは、カールが彼女の兄アルバロ・ペノリアに示した親切に感謝するためだった。スーザンは「彼を兄弟のように扱ってくれていた優しい主人にとても感謝しています」と書いている。この発言から、スーザンは、アルバロがフィリピンに駐留 . . . 本文を読む
なぜフィリピンでは特に不法占領区の大火が多いのか。
過去に起こった大火の場所はそのほとんどが不法占領区の住宅で起こっています。
このような火事が起こるたび、なるほどと頷くのもフィリピン人です。その理由も理解していることが多くあります。
そして、跡地には新たな施設ができることがほとんどです。
今回の火事は、あまりにも規模が大きく、クリスマス前の大惨事となりました。
不法占領区火災ではパサイ . . . 本文を読む