フィリピンりぱぶりっく狂笑国

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2011-03-05 | フィリピン

元警察官のローランド・メンドサ


 

 

2010年8月フィリピンを訪れていた香港からの中国人団体観光客が23日、バスジャックに遭遇した事件で、最後まで人質となっていた9人が命を落とした。

恐怖の11時間。

この事件の背景を聞いた。

ローランドメンドーサ。

マニラ市警でもやり手の警察官。メダルすなわち功労賞を得た警察官で、弟も同じく警察官。

当人も、メダルを得ているが故に、まさか警察官を解雇されるなどとは思いもよらなかったこと。

時代の流れで、このフィリピンにもインターネットが普及、様々な情報が簡単にえれるがゆえに、政界の情報もリークされるようになった。

ローランド・メンドサがモバイルと称されるパトロール隊の要職にあったとき。

マンデリンホテルのコックが路上駐車。

その違法車両を、すなわち駐車違反で摘発をした。

その際、そのコッックへ放免を条件に金銭を要求した。

しかし、コックはかたくなに拒否。すなわち贈賄を拒否した。

それから大きな物語が始まった。

すなわち、違法駐車容疑から、薬物検査へ捜査対象を変え車両の捜索が始まった。

そして、その車両内からナイロン袋に入った覚せい剤が発見され、そのコックは身柄を拘束された。

そして部署にて徹底した取り調べが行われ、薬物検査前に口の中へ覚せい剤を入れられ、その後すぐに薬物検査。結果は「エフェクティブ」そうそうに逮捕され、身柄を拘留されたのだが、その一部始終を家族へ携帯電話メッセージで連絡。家族からの抗議で違法逮捕の可能性があるとのことで放免された。

その後、コックは、その事件の一部始終をネットにて公開、その内容をみたマスコミが大きく取り上げ、結果としてローランド・メンドサは警察官の要職を解かれてしまった。

しかし、ローランド・メンドサは、功労賞まで得ており、ちょっとやそっとでは免職になるなど思っていなかった。(フィリピン気性の見本)

そして月日が経ち、再三復職を要請したものの、そのような大事件、そして様々な風評がある警察官は結果として復職ができなかった腹いせに、警察官時代の戦闘服を身にまとい、M16自動機関銃を背負い、バスジャックのため、アラネタへ。

この日は多くの外国観光客がこのアラネタアクアルームを訪れていた。

通りすがるバスに停止を命じるローランド・メンドサ。しかし、フィリピン人ツアーガイドは全くもっておかしな警察官をバス内へ入れることはなく、結果として難を逃れた。

香港人観光客が乗るバスの前に日本から来たボランティア生をのせたバスも停止を命じられていたが、フィリピン人ガイドの英断で難を逃れていた。

運悪く香港観光客を乗せたバスの香港人ガイドが停車させ大惨事に巻き込まれてしまった。

これがこの事件の本筋なのだそうです。

最近でこそ、また観光客が戻り始めたこの地区。

しかし、このアラネタ、バスが通る道路には何ともいえぬ悲壮感が漂っているように見受けられるこのごろです。

 

この日記は、とある友人(現地人)から得た情報を記載しました。

 


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7 コメント

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逆恨み (nga-nga)
2011-03-06 16:01:32
 典型的比人気質だったんですね、メンドーサ氏。
 カネを貸さない、だから逆恨みで云々と言った話をよく聞きます。これからすると、借りた金を返さないのは当たり前ですね、比人の精神構造は。
 Anyway,"Out of my understanding".
 
 
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不安 (PP)
2011-03-07 21:46:54
nga-nga様
非常に不安な国であることは知っています。しかし、このバスジャッックもさることながら状態的におこる自己中心的な犯罪。確かに国民性といえどあまりにも都合が良すぎるようにも。逆恨みはこの国のナショナルカラーです。その犯罪が毎日起きる訳ですから本当に危険であることは確かです。お互い気をつけましょう。
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kulto (nga-nga)
2011-03-07 22:13:11
 最近、ここパンパンガ、ターラック州を中心に”KULTO”とか言う無差別殺人犯罪(?)が頻発しているそうで、戸締りを厳重にして見知らぬ奴が訪ねて来ても安易にドアを開けないようにとバランガイの広報車が言ってました。
 KULTOって何ですか?
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多分 (PP)
2011-03-08 14:44:39
nga-nga様
occultが英語確かタガログ語でkultoだったように覚えています。間違っていたらごめんなさい。
自らの信仰体系とは異なるものは即「オカルト」といわれるように、世の中間違ったやつをどうのこうのとこじつけた世直し殺人団なのかも?世直しと自己主張を間違えているのではとも思います。w
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カルト集団 (PP)
2011-03-08 21:59:13
nga-nga様
近くにこういったグループに加わったものがいて。その話では、とにかくでたらめな集団。オームみたいな集団で、このグループの総裁はガテマラでリーダーをしていたとか?信者になるための聖水としょうし毒入りの水を飲ませかなりの人が死んでいるとか。デタラメ信仰オカルト集団のようです。
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怖い! (nga-nga)
2011-03-09 17:20:20
 
成る程、地元の人が何やかや説明してくれたんですがタガログとパンパンガ語のチャンポンでよく理解できませんでした。分かりました。有難うございました。
 この連中、キッドナッピングして臓器を売る様な悪魔の仕業もやっているそうで、子供達も怖がって夜出歩かなくなったようです。
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昔もあったのです (PP)
2011-03-09 22:19:40
nga-nga様
宗教関係で人間が変に変わった私の元運転手。アレだけデタラメな奴が正論を述べ神をたたえる。やはりオカルトというのは大変な集団。でも時折青タンだらけの顔?お布施が足りなくてリンチ。あるいはリンチを命じられ拒んで姿が見えなくなったものも沢山いるんだとか。そんなときに口に出るのは「シャは今聖地でOFW」なっだそうです。天国か地獄かわかりませんがそこへ行くのもOFWか?大笑いです。
触らぬ神にたたりなし。まったくその通りのようです。
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