ＤＳＬ回線不通

万聖節明け、事務所へ出社。メール確認は入る。ウ！ネットワークがまたもや普通。また掃除するメイドが余計なお世話かと思いきや、電源もしっかり。警告ランプもなし。しかし、全く接続が出来ない。ダイアルアップで試みたがこれも駄目？1時間近くもありとあらゆる試みをしてみた。結局は全く接続が出来ないまま。
　一人のスタッフが何をしているのかと尋ねてきた。インターネットが接続できないので、掃除中に叉配線を引き抜いたのではないかと思い確認していることを説明。確かに、朝方出社した際は叉引き抜いてあった。現在は電話回線も使用できないとか？（早く言え！）現在、メイドがＰＬＤＴへ出向き事情を聞いているとか？
結論は、絶対につながらないはずである。フィリピン国鉄沿いの違法占領住民が電話線を泥棒したとか。即ち、違法占領区近くの配線を大量に切断持ち去ったとの事。これでは絶対に接続は不可能である。しかし、不通になっていても全く広報が無いのもこの国らしい。
東南アジアでも、フィリピンくらいかもしれない。この電話回線の引き回しは以上ともいえるほどである。全くだらしない配線で、回線の多い場所では滅茶苦茶な量のケーブルが張り巡らされている。その重みに耐えられず、電柱が傾いている。しかし、傾こうが一向に管理はしていても、改善はしないようである。
ＰＬＤＴ。フィリピン最大の通信会社。利益も相当上がっているが、この会社の社員はとにかくアルバイトが大好きのようである。全てにコラップションが当然のように行われている国ではあるが、一般の民間企業まで当然のように行われているのはフィリピンだけかな？
名目上ＰＬＤＴはフィリピンの超一流企業。しかし、電話回線の不通率、復旧の遅さ、社員の腐敗振りも超一流のようである。
　地区の担当者へ袖の下。6ヶ月の予定の電話設置は翌日可能。今すぐは金次第。これさえ分かればフィリピンでの生活には事欠きません。