違法就労の意味すら分からない芸能人ダウ

問　　　　　「日本ではどのような仕事をしていました。」
フィリピーナ「アタリマエ、エンターテイナー」
問　　　　　「一日何回同伴しました。」
フィリピーナ「マイニチジャナイ。イッシュウカン３カイダケ。ツカレルデバ」
問　　　　　「お客さんは何人いました。」
フィリピーナ「シイェンプレー、タクサン６ニンダケ」
このような会話を聞かれた皆様はどのように考えられますか？

　入　　　管　「論外なことを掲載するな！」
　一般民間人　「外国芸能人は同伴もするのですか？」
　Ｐ愛好家　　「ウ？アサワコはアコだけじゃない。他の客と同伴していたのか？アナタダケ、ワタシノ　アサワ、シンパイナイ、モンダイナイとは嘘だったのか？」
　フィリピーノ「シゴトデバ」
挙句の果てに痴話騒動。これがもっとものパターンかも。
全く、日本へ興行目的で就労する意味を理解していないのがフィリピン人である。
日本ドリームを夢見、フィリピン各地から首都圏あるいは各地区にあるローカルプロモーションへ、当然、ショーを基本としないこの商売、基本は容姿端麗からスタートする。容姿がよければクラスＡとして売買価格が上がる。しかし、本人の取り分は容姿が良かろうが悪かろうが恐らく３００ドルから５００ドルくらいの月額手取りである。当然、日本へ就労しての話である。
一応、ダンサーらしき練習は猛暑の中しているが、見るからにお粗末な練習で単なるエクササイズダンスみたいなものである。中には結構本格的なショー練習をしているローカルや代理店もあるが９０％はエセ芸能人派遣元といって過言ではない。
１日３００ペソくらいの滞在費用を前貸し名目で、お粗末な家に滞在させられ、食事は干し魚、ボロボロの飯、野菜の煮つけくらいがメイン。宿泊先も猛烈な汗臭さに吐き気をもよおすようなところに寝ている。
　各雇用者は良くフィリピン人の性格を心得ていて、水道の水は決して日常生活に供するような勢いは無い。即ちトロトロとしか出ない。冷房などはとんでもない。殆どが扇風機。しかも、電気も通電時間を決めているところもあるほど、その待遇は犬、猫的扱いと言っても過言ではないかも。
現在は、ＡＲＢの資格が無くとも、芸能人としての立証が出来れば申請は出来るが、３月１５日以前は、このＡＲＢが無ければ日本へ就労出来なかった。そのＡＲＢ取得に汗水流しも特訓していた者が即ちクラスＢかも。容姿端麗な者は即売買が決まり、アホみたいな高額な契約金を支払ってでも日本人招聘者は契約した。当然、資格所得、旅券取得はフィリピン特有の賄賂攻め。
猛暑の中、募集場所へ数百人が契約を求めオーディションに参加する。「パパ」と呼ばれる招聘者はその中から容姿端麗な者を選び契約する。数百人集まっても選ばれるのは４,５人いれば良い方である。選ばれた者は、日本へ就労する目的はこの時点で１００％接待すること。同伴の可、不可。指名や同伴、ドリンクの報奨金があることを承知している。当然、所属するマネージャー、代理店もこの内容は１００％承知し、白紙同様の契約書にその芸能人と称する者達は署名し、日本からの認定証を待ち続ける。その期間は様々であるが１ヶ月から６ヶ月くらい。認定証が現地へ到着と同時に健康診断、日本就労のセミナー等が行われる。健康診断の際、結核、肝炎を病んでいる者が非常に多いようである。投薬条件でもみ消し同様に許可を得る場合が多いので要注意かも。当然、妊娠が発覚する場合もあるが、とにかくズルサの才能は天下一品。一緒に健康診断している女性の小便をちゃっかり拝借苑検査を受ける。当然、パス。金のためならなんでもする。がこのあたりから。例え日本へ就労してから妊娠が発覚しようが殆ど気にもせづ、全く人の迷惑を考えないのがこの辺から分かる。
海外雇用庁（ＰＯＥＡ）へ海外就労許可申請と同時に日本大使館へ査証申請。全て許可になり出国準備へ。この辺からは情話といてもおかしくないフィリピン人によるフィリピン人へのトラフィッキングが始まる。
日本の招聘者からは、渡航のための航空運賃、１か月分の前貸し金、意味不明のワンタイムコミッション等が支払われ、出国する者へ前渡し金が支給される。
代理店と日本の招聘者間はドルもしくは円契約にも係わらず現地通貨にて支給される場合が非常に多い。全てではないが、殆どの代理店には私設代理店レートが存在し、通常両替レートより更に低い率で支給される。当然、現地での申請に要する費用は全て控除される。ファーストタイマーの場合、殆ど前貸し金支給は無し、むしろ更に借金をして出国しているケースが多い。
出発前夜、家族、隣近所の者とささやかな晩餐会。殆ど興奮状態で眠りもせず日本へ旅立つ。日本の空港で招聘者に迎えられ早々に店へ向かう。旅の疲れなどは一切関係なし。当日から違法就労が始まる。
「イラッシャイマセ、アナタノナマエナニ、マンナカイイデスカ、ウタッテクダサイ、ジュースノムスルイイデスカ、オクサンイルカ、フィリピンコイビトイルカ、アナタノシゴトナニ、アナタヤサシイナマネ」これだけ会話力があれば日本では十分通用する。当然、客も単語を並べた程度のタガログ語で会話に熱中する。恐らく笑顔で「オオ」と返事している彼女たちの本音「何言ってんだろうこの日本人、全く意味不明なタガログを喋っているけど、私は全く分かりません。仕事だから、そつなくハイといっていれば気が済むだろう。」これが本音ですよ。
毎日、同伴だ指名等に与えられる報奨金ほしさに違法就労生活が始まる。機会があったら彼女たちに尋ねてみると良く理解できると思う。
「貴方はここに座ってお酌や会話をしていますよね。貴方の仕事はホステスですか？」
答「違う。エンターティナー　アコ」と返事が返ってくる。して全く分かっていない。
日本の法律では、入管もしくは警察がその場を確認した際、違法就労罪で摘発、逮捕できる。摘発されれば当然、強制帰国もしくは帰国推奨され帰国するが、この時点でも違法就労の意味が分かっていない。通常の取引であれば、この時点で日本の招聘者間と何らかの契約不履行にたいする問題が発覚するのだが、目先の金に弱いフィリピン人叉同じ招聘者と同じような契約を繰り返す当たり、通常では考えられない部類なのかも。
賛否両論はあるが、日本の法律では、フィリピン人は興行目的で日本国内にて公演を行う申請者、招聘者は単なる申請の代理人に過ぎない。従って、このような摘発を受ければ、その申請者であるフィリピン人が日本国法令を違反したことになる。当然、係わる者も助長罪等にて罰せられることになる。
この３５年間に入国したフィリピン芸能人の歴史は、３５年前から２５年前くらいまでは本来の芸能人しかも安く使えるミュージシャンが殆ど。日本の高度成長に比例するかのように形態が芸能人から社交員へ。昨年入国したフィリピン芸能人と称する者８万人以上。恐らく１００％が接待をしていたと考えられる。ちょっとでも席に着いただけで接待行為なんです。フィリピンの皆様、どうぞ、日本へ興行目的で契約される場合には、良く契約書を熟読され署名することをお勧めいたします。英語が理解できない場合には翻訳していただいて意味を理解しても遅くはありません。私欲のための餌食に、自ら率先して応募することはあなた方がリスクを負うことです。と言っても恐らく理解できないのがフィリピン人。返ってくる返事は決まっています。「ミンナジャナイヨ、ショウガナイフィリピン人シゴト　ワラ」