フィリピン外貨準備額 2024年1月末時点で1,034億6,000万ドル

1月のPHドル準備高は1,034億ドルで安定

10億ドルを実際に積み重ねた量

 

 

フィリピンの米ドル在庫は、2024年1月末時点で1,034億6,000万ドルに達し、満期を迎えた外貨建て政府融資の支払いにより、2023年12月末の1,037億5,300万ドルから3億4,700万ドル減少したと、フィリピン中央銀行（Bangko Sentral ng Pilipinas（BSP）が発表した。

2023年の同時期と比較すると、同国の総外貨準備（GIR）は昨年1月の1006億6500万ドルから27億4100万ドル増加した。

BSPは声明で、同国のGIRは商品の輸入、サービスや第一次所得の支払いの7.7カ月分に相当するため、依然として適切な状態にあります。これは、元の満期に基づく国の短期対外債務の約6倍、残存満期に基づく3.9倍でもあります。

BSP の説明によると、GIR は、その国の商品輸入とサービスと第一次収入の支払いの少なくとも 3 か月分の資金を調達できれば十分で、さらに、今後 12 か月以内に満期となる公的および民間の対外債務を 100% カバーできるのであれば、国の米ドル準備は十分な状態。

2024 年について、BSP は控えめな GIR 目標を 1,020 億ドルとしています。