東南アジアで最悪とも言われる首都圏マニラの環境汚染。深刻な時点を迎えている。
2010年に始まったトライシクルの電動化プロジェクトも多少は走り始めても、いまだにあの臭い排気ガス使用バイクが
ガンガン走っている。そしてジプニー。
確かにカーボンニュートラルなのでしょうが、あと10年くらいは改善できるとは考え難いです。
それにしても、環境に関して、例えばビニール袋、容器、ストロー等にしても日本より進んでいても公共交通機関の
整備遅れがもたらした環境最悪国に邁進しているのかもしれません。
環境天然資源省-環境管理局(DENR-EMB)によると、19日(月曜日)の朝、首都圏(NCR)の一部地域では、
最大で「非常に不健康」な大気の質が観測された。
今年は、発生回数が多いようです。
午前10時現在、DENR-EMBのリアルタイム環境大気質モニタリングによると、以下の地域の大気質は「非常に不健康」
および「敏感なグループにとって不健康」レベルに達した:
各市の大気質指標
マカティ-大気質指標(AQI)163。空気質が最悪で健康に悪影響を与える
パテロス - 大気質指数144 AQI、空気質が敏感な人にとって健康に悪影響を与える
パラニャーケ - 大気質指数133 AQI、空気質が敏感な人にとって健康に悪影響を与える
カロオカン - 大気質指数116 AQI、空気質が敏感な人にとって健康に悪影響を与える
他の地区の大気質観測地点は停止したままだった。
「非常に不健康」レベルはAQI151から200の範囲で、心臓病や喘息などの呼吸器疾患のある人はできるだけ
屋内にとどまり安静にする必要がある。不要不急の外出は控え、喘息などの呼吸器系疾患のある人は、
屋外での運動を控えるよう喚起された。
大気質指数AQIは大気汚染濃度を表し、大気の質と一般市民への健康影響を示す。
今回の場合、環境天然資源省-環境管理局は、直径2.5マイクロメートル未満の粒子状物質2.5(PM2.5)
カテゴリーの大気汚染物質を監視した。
PM2.5は肺の奥深くまで浸透し、呼吸困難や肺組織の損傷につながるだけでなく、既存の心血管疾患や肺の問題を
悪化させる可能性がある。
一方、"良い "レベルの大気質は、大気質指数AQIが0から50の範囲で、大気質が満足できるもので、
大気汚染によるリスクはほとんどないことを意味する。
フィリピン火山地震研究所(PHIVOLCS)の月曜日の発表では、過去24時間にタール火山からの火山性ガスが観測された。
フィリピン環境天然資源省とNASA、NCRの大気質改善で提携
フィリピンは、首都圏の大気の質の包括的な調査と改善のためにNASAと提携した。
この取り組みには世界的な専門家が参加し、高度な衛星技術と科学調査フライトを活用してマニラ首都圏の大気を分析する。
この共同研究から得られた知見は、大気質モデル、予測、政策を強化し、公衆衛生の向上と気候変動の緩和に役立てられるる。
フィリピンは米国航空宇宙局(NASA)と協力し、首都圏(NCR)の大気質問題を研究・対処している。
NASAは、マニラ首都圏とその周辺地域の大気を調査するために特別に設計された科学調査飛行を実施する予定である。
環境天然資源省(DENR)環境管理局(EMB)のエンジニアと大気質の専門家が、NASAの科学者たちを見学し
知識を得るために搭乗する予定だという。
アジアの大気質に関する空中および衛星調査」と呼ばれるこのパートナーシップは、米国のNASA、DENR、韓国の国立環境研究所、
マレーシアのケバンサン大学、タイの地理情報・宇宙技術開発庁の専門家を結集したものである。
NASAや他の尊敬すべきパートナーとのこの協力は、大気汚染に対するこの差し迫った問題に取り組む能力を大きく前進させるばかりか、
研究飛行から収集されたデータは、公衆衛生に影響を与える大気質の問題を緩和し、気候変動に対処するための我々のプログラムに
使用される。
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