フィリピン若年層新奇行
その昔、日本には「カミナリ族」が首都高を流し、やがて地方で流行、暴走族が世間を騒がせた記憶がある年配の親父殿もいると思う。
ベトナムの現状は、あの自転車大国からバイク大国へ発展したが、ここマニラは東南アジアでは車社会は先進国並みに早かったが、一部の富豪やその関連者の保持台数であって、確かに台数はアジアでは多いかもしれない。しかし、ここ首都圏では最近おかしな現象が起きてきた。
以前、一部の富豪のドラ息子連中が、脛かじり小型乗用車特にホンダシビック、三菱ランサー等の車種を改造、C3沿線、トンド地区で深夜爆音を響かせ暴走を繰り返していた。日本の暴走族と違うのは、殴り込みなどは当たり前、拳銃での打ち合いがあることである。とにかくその連中は、俗に言う不正を繰り返している大富豪のできの悪い息子。多少のアクシデントなどは親が簡単に揉み消してくれる。いくら市民が抗議しても、確かに警察は出動、取締りの態勢をするが、その以前にそのグループへは警察署長から予定時間が知らされている。取り締まりが行われたり、警察官が配備されている間は一切出てこない。摘発配備が終わったころあいを視てどっと出てくる。相当の苦情に首都圏警察の摘発で沈静化したのもつかの間、その地区ではなく、パサイにあるアロヨ大統領の名をつけたマカパガル大通りに出没し始めた。
マカパガル大通り。CCPからコスタルモールを経由パラニャケへ抜ける最も直線の多いロハスボリバードのバイパス的道路。道路幅も広く、最近は非常に交通量の増えた道路。この地区へは、エドサ大通りからの延長線上に世界最大のモール「モール オブ エイシャ」がまもなくオープンする。当然、この地区は今後、首都圏で最も活性化する地域になることは間違いない。当て込んだ実業家が競って出店している一大商業地区でもある。このような環境でも午前0時を経過した頃には殆ど通過車両がなくなる。ブルーウエーブ交差点のガソリンスタンド裏の駐車場には、午後10時頃から、50ccから250ccの中国製、日本製のスクーターや一見レース仕様に改造したバイクが終結し始める。当然、ゼッケンを車体に貼り付けたチューニング車もどこからともなく終結する。パサイ警察署のパトロールカーがたまに巡回に来るが、フィリピンの警察ほど任務追行意識に全く欠けている機関もない。午後0時を過ぎた頃には、分署内で机に足を上げて寝ているか、夜間レストランでカスリ食い。カラオケでオネーチャンと大談笑。一般市民の安全など同でもよいように。管轄区境ではテロリスト、盗難車発見のためのチェックを行っているが真剣実は全くない。よくフィリピン警察の行動を監視している若年層。警察の怠慢を見ている。分署へ戻り眠りについた午前1時頃から暴走車両の公道レースが始まる。最近はその殆どがシビック。中には三菱エボルーションを更にチューニングしたとんでもなく早い車も出没するが、殆どは爆音マフラー装備のシビックが多い。金持ちの息子だけにそれぞれ個性豊かな車には仕上げてあるが、所詮はノーマル車の車高ダウンと爆音マフラー。4、5回繰り返した時点で、今度はバイク族が繰り出す。その数は100台以上。一斉にブルーウエーブをスタートCCPでUターン、パラニャケ方面へ暴走が始まる。このフィリピンには騒音規制など全くない。マフラーを爆音に変えると早いと勘違いしている者ばかり。挙句の果てに彼女を後部席へ乗せた参加型族も多い。これだけのバイクが一斉に走り出したらどうなるかはすぐに分かると思う。大騒音である。週末になればその数300台以上にもなる。このような暴走が行われている間には決してパトカーは来ない。早朝3時過ぎ、暴走の爆音が聞こえなくなった頃、1台のパトカーがマカパガル大通りを走っていった。
フィリピンでは中国製のスクーターであれば18000ペソくらいから買える。昨年くらいから、首都圏の警察官がスクーターを配給され巡回に使うようになったが、一般にも普及が急速に始まってきた。渋滞が多く雨の少ない国では通勤に便利なためか、一般の若者の購入が目立ってきた。日本の40年位前がバイク普及時期だったことが、今このフィリピンで起きている。
全く道路交通法を守らない民族にバイク。各国道上では車線を守った走り方など全くない。どこからバイクが吹っ飛んでくるかも知れない。全く道路整備が行われていないといっても過言でないこの国で、車、バイクは高性能。首都圏から地方へ向かう高速バスの高速道路での大事故が相次いで発生しているように、全く道路交通法が無行政なこの国で今後、バイクと自動車の事故が急増することは間違いない。
その昔、日本には「カミナリ族」が首都高を流し、やがて地方で流行、暴走族が世間を騒がせた記憶がある年配の親父殿もいると思う。
ベトナムの現状は、あの自転車大国からバイク大国へ発展したが、ここマニラは東南アジアでは車社会は先進国並みに早かったが、一部の富豪やその関連者の保持台数であって、確かに台数はアジアでは多いかもしれない。しかし、ここ首都圏では最近おかしな現象が起きてきた。
以前、一部の富豪のドラ息子連中が、脛かじり小型乗用車特にホンダシビック、三菱ランサー等の車種を改造、C3沿線、トンド地区で深夜爆音を響かせ暴走を繰り返していた。日本の暴走族と違うのは、殴り込みなどは当たり前、拳銃での打ち合いがあることである。とにかくその連中は、俗に言う不正を繰り返している大富豪のできの悪い息子。多少のアクシデントなどは親が簡単に揉み消してくれる。いくら市民が抗議しても、確かに警察は出動、取締りの態勢をするが、その以前にそのグループへは警察署長から予定時間が知らされている。取り締まりが行われたり、警察官が配備されている間は一切出てこない。摘発配備が終わったころあいを視てどっと出てくる。相当の苦情に首都圏警察の摘発で沈静化したのもつかの間、その地区ではなく、パサイにあるアロヨ大統領の名をつけたマカパガル大通りに出没し始めた。
マカパガル大通り。CCPからコスタルモールを経由パラニャケへ抜ける最も直線の多いロハスボリバードのバイパス的道路。道路幅も広く、最近は非常に交通量の増えた道路。この地区へは、エドサ大通りからの延長線上に世界最大のモール「モール オブ エイシャ」がまもなくオープンする。当然、この地区は今後、首都圏で最も活性化する地域になることは間違いない。当て込んだ実業家が競って出店している一大商業地区でもある。このような環境でも午前0時を経過した頃には殆ど通過車両がなくなる。ブルーウエーブ交差点のガソリンスタンド裏の駐車場には、午後10時頃から、50ccから250ccの中国製、日本製のスクーターや一見レース仕様に改造したバイクが終結し始める。当然、ゼッケンを車体に貼り付けたチューニング車もどこからともなく終結する。パサイ警察署のパトロールカーがたまに巡回に来るが、フィリピンの警察ほど任務追行意識に全く欠けている機関もない。午後0時を過ぎた頃には、分署内で机に足を上げて寝ているか、夜間レストランでカスリ食い。カラオケでオネーチャンと大談笑。一般市民の安全など同でもよいように。管轄区境ではテロリスト、盗難車発見のためのチェックを行っているが真剣実は全くない。よくフィリピン警察の行動を監視している若年層。警察の怠慢を見ている。分署へ戻り眠りについた午前1時頃から暴走車両の公道レースが始まる。最近はその殆どがシビック。中には三菱エボルーションを更にチューニングしたとんでもなく早い車も出没するが、殆どは爆音マフラー装備のシビックが多い。金持ちの息子だけにそれぞれ個性豊かな車には仕上げてあるが、所詮はノーマル車の車高ダウンと爆音マフラー。4、5回繰り返した時点で、今度はバイク族が繰り出す。その数は100台以上。一斉にブルーウエーブをスタートCCPでUターン、パラニャケ方面へ暴走が始まる。このフィリピンには騒音規制など全くない。マフラーを爆音に変えると早いと勘違いしている者ばかり。挙句の果てに彼女を後部席へ乗せた参加型族も多い。これだけのバイクが一斉に走り出したらどうなるかはすぐに分かると思う。大騒音である。週末になればその数300台以上にもなる。このような暴走が行われている間には決してパトカーは来ない。早朝3時過ぎ、暴走の爆音が聞こえなくなった頃、1台のパトカーがマカパガル大通りを走っていった。
フィリピンでは中国製のスクーターであれば18000ペソくらいから買える。昨年くらいから、首都圏の警察官がスクーターを配給され巡回に使うようになったが、一般にも普及が急速に始まってきた。渋滞が多く雨の少ない国では通勤に便利なためか、一般の若者の購入が目立ってきた。日本の40年位前がバイク普及時期だったことが、今このフィリピンで起きている。
全く道路交通法を守らない民族にバイク。各国道上では車線を守った走り方など全くない。どこからバイクが吹っ飛んでくるかも知れない。全く道路整備が行われていないといっても過言でないこの国で、車、バイクは高性能。首都圏から地方へ向かう高速バスの高速道路での大事故が相次いで発生しているように、全く道路交通法が無行政なこの国で今後、バイクと自動車の事故が急増することは間違いない。
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