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聖週間の悲劇

2024-03-31 | フィリピン

フィリピン国家警察(PNP)が発表した、聖週間の休暇中、全国で21人が溺死および、自動車事故により死亡した。

PNPによると、3月25日から30日までに19人が溺死した。このうち7人がカラバルソン出身者。

その他、溺死が報告されている地域は、カガヤン渓谷が3人、イロコス、中央ルソン、西ビサヤが各2人、ビコール、東ビサヤ、ダバオが各1人。

また、中央ルソンとビコールでは車両事故により2人が死亡、3人が負傷した。

死者のうち13歳の少年は水曜日にサン・パブロ市バランガイ・スタ・モニカのジャリナ・ブリオン・リゾートで溺死した。

午後12時30分頃、リゾートのプールで浮いているところを母親に発見され、サンパブロ市立総合病院に到着後死亡が確認された。

 

PNPは聖週間のために52,000人以上の警察官を派遣した。同じくフィリピン赤十字(PRC)は4,277人を支援した。

聖週間中、中央ルソンと東ビサヤで2件の強盗事件が発生し、2人が被害にあった。また、カラバルソンで4件、中央ルソンで1件の計5件の児童虐待も記録された。

PRCによると、4,049人が救急ステーションで生命兆候のチェックを受け、160人が擦り傷、腹痛、血圧上昇、頭痛、高血圧などの軽症の治療を受けた。

28人が重症例として扱われ、うち17人が病院に搬送された。

 

溺死が1歳から14歳までの子供の死因のトップ5に挙げられ、2022年にはフィリピンで3,576人が溺死していることから、公共のプールや入浴施設に

ライフガードの雇用を義務付ける法案の成立をあらためて推進している。

乾季が始まれば家族連れが遠足や海水浴に出かけるようになる。

上院法案第1142号(2022年ライフガード法)の成立を改めて求める必要性を報じている。

例年多くの溺死事故が多発するフィリピン。

目的地へ行くタイトなスケジュール。

海やプールへ入るさい、Tシャツなどを着用して入るため、体の動きがスムーズに行かなくなり、体重も増え疲労度がます。

性格が陽気と言われるが、事故未然策が疎い。

なぜか人が集まると、アルコール度数の高い酒を飲み、海へ入ってふざける。

自然の脅威の理解力がない。

多勢の中でエキサイトしやすい。

これから、フィリピンではSummer outingと称し、企業はじめ家族が海へ出かけることが多くなります。

事故に巻き込まれない対策を講じることが必要な時期です。

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