あっという間に

新年の花火に驚いていたら、あっという間に半年が過ぎてしまいました。
２００７年上半期回想。
中間選挙で多くの尊い方の命が奪われた。さらに危険な国であることを再認識、そして我々が在留するフィリピン共和国は、ある反面非情に都合の良いことができる国。しかし、金権のためであればセットアップはする人殺しも平気でする。
ある程度選挙結果が出始め、多くの期待とは裏腹に、毎日のように犯罪がおきているのですが、その内容は実に凶悪で、その犯罪の目的は「貧窮」
今フィリピンの多くの国民は、ペソ高騰とは裏腹に、生活苦に嘆いています。
一部の裕福な方は肥満児のように太り、多くの貧窮に苦しむ方は栄養失調の影響で下腹部が膨らんでいるようにも見受けられます。
本日も、モニオスでバスジャックが発生しました。
たくさんの外国人が訪れる首都圏。いつ何時何が起こるかわからない事は皆様良くご存じの事と思います。
決して油断することなく、サイド気を引き締めて、マニラの旅をお楽しみください。
先般、マニラ空港で覚醒剤所持で拘束された日本人の方がいました。このフィリピンの法律では、個人が使用する場合には、身柄拘束は保釈金で保釈されますが、販売目的の場合には保釈されないなど、聞いただけで、私腹を肥やす環境づくりを法律で定めているのかなどと皮肉りたくなるような事もあります。
出かけていた国から戻ってつくずく思うこと。
１０年間でこの国は何が発展したのだろう？
何となくバングラディシュに次ぐ大変な国へ戻っているようにも思えるこの頃です。
ペソ高騰で、国内の輸出産業は窮状の状態。自動的に２０％もの値上げをされてしまった日本円を盛ってこの国を訪れている日本人。このペソ高で、この国への楽しみ方が多少変わってきているのかも。これから７月中旬くらいまで、この首都圏の飲食ビジネス関係者は頭の痛い日々が続くのかも。
６月に入り、このマニラではどのような政策改革が起こるのか。外国人は所詮外国人です。雨期に入り毎日雨が降り出し、蚊が増殖、首都圏ではデング熱が異常発生することも懸念されています。マニラへいらっしゃる日本人の皆様は、外出時には露出している肌へ虫刺され防止用スプレーなどで処置してから外出する事をおすすめします。
デング熱には予防薬やワクチンがないようです。このフィリピンでデング熱にかかった場合には血液交換が治療の一つの方法のようです。
雨降る事に汚水と生活用水が入り交じる大冠水。
蚊に刺されないように十分お気をつけてください。