泥 棒

フィリピンには非常に泥棒が多い。油断もすきもあったものではない。
日本では携帯電話などは決して盗難にあうことも非常に少ないと思う。このマニラは携帯電話泥棒、ヒッタクリが一番多い。日本は契約方法がしっかりしており、盗難された場合、安易に回線を停止することが出来る。顧客の登録情報もしっかりしている。このマニラは基本がプリペイド、ＳＩＭカードも顧客情報を登録、提示せずにコンビニエンスやチャンゲ式の携帯電話ショップ等で簡単に購入できる。ＳＩＭカードさえ換えれば個人情報を簡単に変更できる。
　歩行中に通話中、ジプニーから降車時、ＦＸ等の乗り合いタクシー内でのホールドアップ、ホテルのハウスキーピング、Ｌ．Ａの売春婦等による窃盗が非常に多い。
多発する時期。国民行事等で規制が始まる頃、ホリーウィーク、ハローウィーン、クリスマス、年末の規制時、通常は夜間の帰宅時のジプニーやＦＸ乗り合いタクシーからの降車時に多発する。ＦＸ乗り合いタクシー、ジプニー等の社内でナイフ等をつきつけホールドアップされても、他の客や運転手は全く係わり合いを持たないことが多い。報復を恐れているからのようだ。フィリピン人はとにかく暗記力が抜群。日本人がラジオ主流の頃のような記憶力である。顔や名前を一度聞いただけで結構覚えているほど優れている。したがって、犯罪等を通報した場合、路線を運行しているジプニーやＦＸのドライバーは報復されることが多いようだ。見猿言わ猿聞か猿がフィリピンにもあった。
　このような公共機関の乗り合い中には極力電話機を見られないような工夫が必要。特に着信音は気でも狂ったかのような大音量ではなく、マナーモードにしておけばよほどのことがない限り被害にはあわない。ホテル内では身から話さないことが懸命。特にＬ．Ａ等の不特定な者が屯する売春施設内では携帯電話の使用は極力控えることです。このような施設で見ていると売春婦のオネーチャン絶えず携帯電話、金銭盗難が頻発しているにもかかわらずやたらと高級機種を見せびらかすかのように店内でテキストしながら歩き回り誇張している姿を見かけられます。ここの売春婦は顧客とホテルへしけこんだ際には、安宿であれば顧客のクリアランスもない場合が多い。そのような事情をよく知っていて寝込んだ隙に金銭、携帯電話を盗んでドロンが主な手口。
キアポ、デベソリア、バクラーラン、モヌメント、ＳＭノース駅、タフト通り駅、マニラデルピラー通りは最犯罪多発地区、特に要注意ちくです。ストリートチュルドレンが３、４人屯してきたら特に要注意。物乞いを装って近づきスリ、ヒッタクリされることが多い。エーマビーニ通りのエドセン近辺は要注意。
このフィリピンでは、どのようなものでも意図も簡単に売れます。古物販売台帳などあるわけがない。例えあったとしても、脱税大好き民族、証拠になるようなことは決してしないと思うべきである。
ＮＯＫＩＡ、ＳＯＮＹＥＲＩＣＳＳＯＮ、ＳＡＭＳＯＮ系のカメラつき機種は要注意。古物専門に買い取るグループがあります。携帯電話セコンドハンショップを首都圏でよく見かけると思います。（各モール始め相当数ある携帯電話ショップには正規販売店と認可を得ていない販売店があります。）セコンドハンショップで問い合わせてみるとよい。注文した中古機種が１０日間くらい待てばあるといわれた場合、その店には窃盗グループシンジケートとつながりがあると思って間違いないかも。
この国の民族感情は他人の持ち物まで嫉妬した感情をだします。何を買おうが個人のかいしょ。フィリピン人は他人の物を好ましがり自分の稼ぎがないくせに必要以上に見え張る癖がある。フィリピンで知合った者やオネーチャンはオヤジ殿やジジィ殿が持っている携帯電話をやたらと触りたがることがあると思います。日本ではあまり見かけられない光景です。

フィリピン安全用語
人前で出すな携帯電話と財布。

フィリピン人に携帯電話見せたらチェックプリペイド残量。
他人の財布、高みに覗くフィリピン人。
手を出す乞食、後ろポケットが狙われている。
出会ったオネーチャン、必ず記念撮影身の安全。
声掛けてくるフィリピオヤジ、知らぬ振り直進身の安全。
知り合った親父、信じたばかりに身の破滅。
優しさの影に大無心。

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