なぜに不法占領区で起こる火事。
前にも書いた事があります。
火事になって多くの不法占領区住民が焼きだされることが長年続いているフィリピン。
特に首都圏最大の不法占領区火事といえば、マカティとパサイの境にあった占領区の家事。
当時、近くに事務所があり屋上からその火災を眺めていたのですが、火力の強さで非難した記憶がありました。
エドサからオキャンポハイウエーに折れる近くで、このときには1600戸も焼きだされた大火でした。
ちょうどクリスマス前で、楽しみにしていたクリスマスは焼け野原と化した場所に廃材で作ったにわか住宅なのか雨しのぎなのか。
ワゴン車一台に多くの方へ届けられるように袋詰めした食材を積んで現場へ。
こんなことはしたくはなかったのですが、袋の数分整理カードを作って、集まった方へ渡しましたが、結局数が足りなくて不満を言われた経験がありました。
(ショックその一。あげたものを他に売っている奴もいた)
あのような大きな大火でも、確か政府では何も援助しなかったようにも。
その当時、焼け出された方が口々に言ったこと。
「また政府の連中に火をつけられた。」
一緒に遊んでいた友人ですら
「あーでもしないといつまでも不法占領は続く。何が電気のショートだ。確かにエクステンションして加電流使用になっていたとしても、たかが裸電球一個くらいで燃えるような電線だったら、首都圏はすべて火の海さ。」
そして
「最近の首都圏の火事。なぜ決まったように不法占領区だけが火事になるのか?」
火事の原因は皆さんよく知っていらっしゃるようで、いつわれわれの不法占領区は火事になるのか?と不安な日を送っているようです。
最近では、不法占領区の強制退去で死人が出たこと。パラニャーケ地区の強制立ち退きに対しては政府が立ち退きを一時凍結など、その方法に対して見直しが始まったのかもしれません。
確かに、観光客誘致をしているにもかかわらず、空港への道端の乞食。雨が降り出すと出てくる窓拭き。首都圏で一番醜い場所は、マラテ通りからレメジオスを抜けて、ちょうどビクトリアコートの前にあるサンアンドレスのスラム街。この一部にも不法占領区がありますが、あの近辺は観光地にはあってはいけないほど雑然とした光景にも見えますが、暮らしている人に言わせれば余計なお世話なのかも。ここにも昔から外国人を相手に商売している知り合いがいて、誕生会に出席したことがありますが、中は確かに電線はほとんどエクステンション。もちろん、電流計に小細工などは当然のことながら、盗電も常套手段。迷路のような通路には生活臭が染み付き、とても人間の暮らすような環境ではないことは確か。
ここも何度か出火したことはあっても、今では自警団みたいな連中がいて、見回りがきついのか大火にならないようです。
MMDAによる強制退去作戦。確かに不法であることは確か。しかし、出て行けと一方的に言われた生活者。むしろ、スモーキーマウンテンで行ったように、住まいを与えて、低額でも徴収しながら条件を与えてから撤去。こうすれば揉め事は不満が爆発して大きな事件にならないようにおもいます。
毎月のように起こる不法占領区の火事。生活の場を奪うことと環境浄化。こういったインフラ整備の拡大こそ、フィリピンの発展に影響するのかもしれません。
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あれ?SUKI-YA 1週間前
危険はマニラへ到着した時点から。これはマニラに限ったことではありませんが、安全だけは自己管理だと思います。そのために安全手段を選ぶわけです。私たちはフィリピンでは外国人です。安全な場所をご利用ください。
PNP,M16を乱射するわ、逮捕した無抵抗の容疑者(?)を棍棒で殴打するは、イヤハヤ。
3年まえ?に起こったバスジャック事件のヘッピリ腰のPNPとは打って変わった勇敢(?)な行動、感心しました。殺された人は泣き寝入りなんですか?
大変ご無沙汰いたしております。
最近訓練にも根性が入っていて、結果として乱射なのかな?
無補償なのかな?済みません。よくわかりません。フィリピンでの人間の価値観はいまだに安いです。こういった事件で殺害された場合。うーん?機会があったら聞いておきます。
憶えていただいてて光栄です。