フィリピンPRA指定銀行輸出振興銀行バックラップテッド。
退職者ビザ取得の供託金預金者数1,300人。この資格を創設した当時は、5万ドル。その後、在留者獲得のために一時は1万ドルまで下げても増えなかったいわくつきの在留資格制度。
この預金は企業投資、コンドミニアムの購入など、フィリピン国内で消費するのであれば、引き出し可能。しかし、預金しては引き出させるので、実体なき預金。結果、預金者に利息を付けてやることが出来ず、最初は年利4%だったのが最後には0.5%の日本の銀行並みの利息となりました。
当初入管内部でもその実際について問題視されたものの、蚊帳の外。
経営悪化にいたって、SM系のBANCO DE OROが救済に乗り出したのものの、最終的に合意が得られず破綻しました。政府は、全預金者にこの事実を通告するよう指示していますが、その預金が救済されるとの話には至っていません。
もともとこの制度には多くの問題がまとわりつき、資格取得のための便利業者とのトラブルなども絶えないことも多々。制度的には、退職者ビザを取得した方は、ビザ更新の必要なし、再入国許可の必要なし、かなりの特権があったのですが、今回の供託金銀行破綻で、会員の行く末が案じられます。これから、老後をフィリピンでと言う人は、再考せざるを得ない制度になりました。
何につけ、供託金制度が大好きなフィリピン。POEAが設けたように見られた違法供託金制度。すなわち日本の招聘者にだけ強制した2万ドルの供託金を巡っても、この制度自体違法であるにもかかわらず、すべての招聘者が供託。現在は、ブローカー的な方の力で、この供託金を取り崩しているものの、もともとこの供託金制度などないものをいまだになぜPOEAが、書類がどうのといいながら、取り崩しを伸ばすのか?銀行と結託、利息の一部を幹部へ配当でもしていたのかと考えたくなるような制度。
今回の破綻でますますこういった制度に対する信用力を世界的に失った。といっても過言ではない出来事のようです。
相変わらず話題に事欠かない国であることは変わりないようです。
私がもしフィリピンに長く滞在する場合、2ヶ月に一度イミグレで延長を繰り返します。
銀行にお金を預けてもろくなことがないですね。
だからフィリピンは銀行口座保持者20パーセントていどなんでしょうね。
ツーリストでも2年間延長できますので結局取りませんでした。不思議に思うのはPRAの指定銀行は我々にはあまり馴染みのない銀行ですよね。なんでかな?
いくら供託金を下げても外国人にとって住みやすい安全な環境(PNPによるセットアップ等々がない)にしないとね。
アサワビザって何ですか?
nga-nga様
インフラ整備をしないで策を講じる。結果として今回のようなことが起きる。国の恥なんですが、物乞い国家といわれる原因が随所に見られるようです。最大値で事業計画した銀行を作った結果、採算など全くない経営不振の銀行になったのかも?
ただの配偶者ビザですよ。
友達は20年以上フィリピンへ住んでます。