台風が去って

大きな傷跡を残した台風２１号。
あらためて犠牲者のみ無さへ哀悼の意を表します。叉、家屋などの倒壊で家を失われたり不自由な生活をされていらっしゃる方へ心よりお見舞い申し上げます。

復旧が進むにつれ、新たな二次災害ともいえる思いもつかないないことがおきることもあります。フィリピンへ配偶者はじめ関係者をお持ちの日本人の皆様、非常に心配な日々が続いているとおもいます。
今後、大量の蚊が発生し、マラリア、デング熱、様々な伝染病が発生する可能性が非常に多くなるとおもいます。家族の方、関係者の方と連絡されました場合にはくれぐれもご注意されるようお伝えください。
叉年末などにフィリピンを訪れる日本人の皆様。そして、被災地を訪れる日本人の皆様、野放し状態の犬も空腹に耐えかねて人間に噛み付く可能性もあります。更なるご注意をされてください。

比の狂犬病、死者の半数が子供　撲滅にはほど遠く

　日本人２人が犬にかまれ、狂犬病を発症、したフィリピンでは、狂犬病で年間３００人前後が死亡、うち約半数が１４歳以下の子供です。フィリピン保健省は小学生を対象に、狂犬病対策の教育と予防接種を始めましたが、最大のネック予算不足となり「狂犬病撲滅」にはほど遠いようです。
フィリピンでは昨年、１４３人の子どもが狂犬病で死亡しています。クリスマス休暇や夏休み期間中に被害が増えていて、かまれたことを親に言わなかったり、親に狂犬病の知識がなかったりで、正しい処置ができず手遅れになって死亡するケースが急増中のようです。
以前、日本人がこのフィリピンで犬にかまれたのは、日本大使館の性などと訳の分からない事を言い出したフィリピン。
狂犬病のワクチンを接種してからフィリピンに来ない日本人がわるい様にも聞き取れるのですが。
今年度急増した狂犬病での死亡者。どうにか重い腰を上げたフィリピン政府、予防接種ワクチン代として予算国家予算５０００万円を計上した。が、予算はすぐにそこをついてしまう。
そして驚くべきデータ。今フィリピンは愛犬ブーム。令嬢殿がペット犬を抱いて歩くのが金持ちの流行。しかし、２０%しか飼い犬に予防接種していない。これは驚くというよりも恐怖です。
犬にかまれても、狂犬病ワクチンを常備している病院も少ない。フィリピンの迷信：ニンニクすってつければ治る。というような簡単なものではない。
このフィリピン、一般住宅地へ出かけると、飼い犬なのか、野良犬なのか見分けのつかない犬が本当に多い。痩せ細ってのたりのたり歩いているのが野良犬なのだろうが、全く放置状態。
腹すかした野良犬。匂いの違う人を見かければひょっとしたら噛み付く可能性は大。
一般住宅などにお住まいの日本人の皆様、野良犬とて甘く見ないように十分気をつけてください。特に夜間は要注意です。