大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

水素関連技術

2023-01-11 09:30:00 | 日記

 水素関連の特許は、全体の 24%が日本が取得していて、首位なの
だそうな。

 https://mainichi.jp/articles/20230110/k00/00m/020/016000c

 ヨーロッパや中国でEV車の普及が多く、日本は立ち遅れたように
感じますが、実は、EV車の C02は蓄電池の生産の際に多く排出して
いることがありますので、トータルで見るとガソリン車からの CO2
排出量は、むしろEV車の方が多い結果になっているそうです。その
ため、ヨーロッパではEV車普及スピードが鈍化しているそうです。
 そして、気温が低下すると、蓄電池の出力がどうでしても落ちて
しまうので、冬場では”電欠”の心配があります。そのせいか、中国
では大量のEV車が破棄されているそうです。蓄電池のみで数百万円
もするので、簡単に電池の交換というわけにはいかずに、破棄して
しまうようです。^^; 

 そういうわけで、やはり今後の車の動力源として、当面は PHV車
が有用で、将来的には水素エンジン車ということになりそうです。

 車の構造は長年培ってきたガソリン車のノウハウが活かせます。
エンジンは、トヨタが水素エンジン車がラリーに出場しているほど
ですから、完成の域に達しているものと思います。
 残すは、水素の生産方法と、車への貯蔵方法の技術が確立すれば
良いことになります。
 生産については、それこそ各国が幾つかの方法について、各国が
争って研究/開発をしています。おそらく、複数の生産方式が確立
するものと思います。
 車での貯蔵については、ある種の合金内に取り込むことで、常温
常圧で行えるそうです。ただ、水素を充填する際に時間がかるのか
はどうかは確かめてはいませんので、どうなんでしょうか。合金内
への取り込みに時間を要するのかもしれませんね。時間を要するの
ならば、いっそのことカートリッジ式にする手もありますね。まあ
この辺の情報はまだ接していないのが現状です。
 あとは水素ステーションの建設数の伸びでしょうか。

 水素と言うと”危険”と思うかもしれません。たとえ水素が漏れた
としても軽いので、直ちに空中へ拡散してしまいます。ガソリンの
場合は、漏れると流れて地上で気化しますので、むしろガソリンの
方が危険なのです。だから、ガソリンスタンドでは禁煙なのです。