西日本で大雪が降って鉄道に大きな影響がでました。JR西日本の
判断ミスや、列車内に残された乗客への対応の仕方が問題となった
ようです。
雪によって線路のポイント部分の可動部分が凍って、線路が切り
替わらなくなったのだそうです。そこでその部分の氷の除去を優先
したためだ、とか言っているようですが、実際はどうなんでしょう
かね?乗客の誘導の際にも、車掌が適切でない文言を発言したため
多くの乗客が、最寄り駅へ避難するための下車が進まなかったそう
です。JR本部の方も、列車の運行の開始を優先したため、ポイント
の修理にかかりっきりになり、乗客が置き去りにされたそうです。
もっと事前に、誘導手順の演習をしておきなさいよ。(-_-^)
ポイントの雪を溶かす方法は、今でも可動部分の下部に、石油を
燃やすコンロみたいなものを差し込み、雪を溶かす方法なのだそう
です。なんか、子供の頃、西武線で見かけた情景そのままなんです
ね。少なくとも70年くらい対応の仕方に改善がなされていないわけ
です。^^;
線路の下で石油を燃やすのですから、それを消火しない限り電車
は走らせることが出来ません。何で電気ヒーターにしないのかな?
電車線なのだから、傍には電気が来ているでしょうにねえ。
都市部などでは毎年起こるわけでは無いので、研究/開発の費用
をケチっているのでしょうか?電熱のヒーターならば、使用中でも
電車は運行できるように設計できるでしょう。ON/OFFは運転司令所
からの遠隔操作も可能にできるのでしょうから、作業員を動員する
必要もないので、素早い対応が可能でしょうに。
ポイントは大体が駅の前後にのみ設置されています。設置場所が
集中しているので、G5通信網を用いたLAN(Local Aria Network)
を利用すれば、各ポイントまで信号線を敷く必要はないでしょうに。
新幹線は雪に強いのに、なぜ、在来線は雪に弱いままなのだろう
か?