スマホの世界ではG4からG5へ移行しつつありますが、通信の規格
ではその次のG6の研究/開発が進んでいます。この程度のスピード
(というより短時間に多くの機器と同時に通信できるメリット)に
なると、室内のあらゆる機器の相互間での通信が可能になり、夫々
をケーブルで接続する必要がなくなります。
今回、キャノンがカメラ用センサであるCMOSセンサの製造技術を
用いて、G6用の発信素子を開発したそうです。10mm角くらいのもの
で、どのような装置にも簡単に装着できる事になります。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC167KW0W3A110C2000000/
一つのチップ上に36個のアンテナを集結したので、出力も従来の
10倍ほどの出力なのだそうです。
このような通信技術は、スマホ用のではなく、あらゆる機器相互
の通信に使われることになります。各機器が自動動いたり、で相互
に連携しながら動作するために用いられることになるでしょう。
まあ、本当はG5もスマホ用(これをテコにして、スマホの拡販を
企図しましたが、失敗に終わったようですね)というよりも、工場
とかオフィス内、家庭内などの同一区域の機器の相互通信用として
開発されました。
G6通信の用途は、それが一層鮮明となるものと思います。