自衛隊で使用しているF-15戦闘機の多数がF-35
に置き換えられます。それに伴ってF-15で使用中
のエンジン( 1機あたり 2基使用)が大量に余り
ます。F-15は 200機ほどありますから、 400台の
エンジンの使用の目処が立っていません。
このエンジンはライセンス生産で国内にて製造
されており、まだ使用ができる状態なので、破棄
するわけにはいきません。世界中でこのエンジン
を使用する航空機は多い(大半が軍用機)ので、
中古エンジンとして輸出することもできそうなの
ですが、「装備移転三原則」により、輸出が困難
なのだそうです。もし輸出できれば、輸出先では
整備需要があるので、国内の製造会社に整備依頼
の需要が新たに発生はずですがね。
https://www.sankei.com/article/20230509-NSM75CJOKFO4HOHBGMTHNFI5WQ/
戦闘機用のエンジンは旅客機に転用するわけに
行きません。^^; 400基以上の中古のエンジンを
保管し続けるのか、輸出するのか、はたまた 1基
十数億円するエンジンを破棄するのか、どうする
のでしょうかね。
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