大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

日本での縄文時代と弥生時代

2023-05-24 09:30:00 | 日記

 三内丸山遺跡が縄文前期、吉野ケ里遺跡が弥生
時代と言われています。吉野ケ里遺跡は、九州に
出張の際の休日に行きました。東北大震災の後、
青森までの新幹線料金が片道 1万円になったこと
がありました。その際に若いの 3人ほどを連れて
三内丸山遺跡に日帰りで行ったことがあります。

 同じような古代の遺跡ですが、吉野ケ里の方の
遺跡に周囲には、堀や塀の跡がありました。一方
の三内丸山の方には、このような機構遺跡があり
ませんでした。
 縄文時代は狩猟採集が、弥生時代は稲の栽培が
なされていたと教わりましたが、三内丸山では、
栽培されたクリの実が多く発見されたとのこと。
これらのクリは野生のそれとは大きさが異なって
いるそうで、このことが、クリが栽培されていた
証拠なのだそうです。栽培したクリの収穫量は、
せいぜいひと冬を過ごせる量だったのでしょう。
一方弥生時代では、稲を大量に保管していれば、
争いの種になったのでしょう。この差が集落での
防御施設の有無になったのでしょう。

 縄文時代には争い事がなかった一方、弥生時代
には地域間紛争があったのでしょうね。縄文時代
には争いがなく、 1万年も続いたのでしょうね。
世界中で争いが多い昨今ですが、縄文の頃に日本
では、穏やかな時間が流れていたのでしょう。

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