大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

エントロピーの増大法則

2024-10-19 09:30:00 | 日記
 なにやら難しそうと思う人もいると思います
が、なんてことはなくて、物を放置すると自然
と散らばってしまうことを指します。本などを
きれいに揃えて置いても、暫くするとばらばら
に散らかってしまいますよね。纏めておくには
片付けるなど何らかのエネルギーが必要です。
広がるのを、エントロピーの増大と言います。
 もひとつわかりやすい例としては、校庭など
に生徒を並ばせておき、放っておくと、やがて
は散らばって遊びだすものです。元に戻すため
には、先生が声を出すなり離れた子を捕まえて
引っ張って来るなりの、それなりの努力を必要
とします。エントロピーを減少させるのには、
それなりのエネルギーが必要なのです。

 なお、並ばせて散らばらないようにするため
には、生徒らをしゃがませることも有効です。
要は、分子と見立てると、生徒らのエネルギー
順位を下げることで、四散防止になります。
 動くためには、子供は先ずは立ち上がる必要
があります。そのためには、分子はエネルギー
を必要とします。よって散らばってしまうのが
防止することができます。それに、目立ちます
から先生もすぐに気が付きます。

 また、散歩などに連れ出すときは、子供同士
を手で繋がせますが、これは、各分子(子供)
同士を結合させることで、夫々が分離するのが
防止ができます。分子間結合エネルギーを利用
しているわけです。手を繋ぐ同士は仲が良い方
が効果的ですが、必須ではありません。これで
粘性が増しますから、突発的に車道に飛び出す
ことが防止できます。

 以上、子供たちの動きを、分子物理学的観点
から見た際の考察でした。

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