放射性物質を別の元素に変換し、無力化しよう
というための研究施設があります。
https://www.youtube.com/watch?v=E5QTJ0hmR94
原子力発電などの使用済み核燃料には、多くの
放射性物質が含まれています。その放射性物質を
放射能がない物質に変えて、無害化しようという
ことです。
核物質は半減期(放射力が半分になる期間)は
数万年もありますから、その間は人が近づかない
ようにしなくてはなりません。
どういう場所で保管すべきかも大きな問題です
が、容器の表面の注意文には、どのような言語で
記述すべきか、という問題があります。
数万年後あるいは放射能が安全なレベルになる
までの間、今の日本語や英語、中国語などの言葉
がその時の人類にも理解できるのかが問題です。
誰の手に届かない地中や海底の深くに隠したと
しても、未来の考古学者が取り出してしまうかも
しれません。そのときに危険な放射性物質である
という注意文が読めなかったら、大変です。
そういうわけで、無力化をすることが、重要な
方法なのです。
しかし、多大な設備や労力が必要だと思われる
ので、そのコストは膨大なものとなりそうです。
それを確保するためには、原子力を利用する際に
賦課金などを追加して、それをプールすることも
必要かもしれない・・・
prairie@mbh.nifty.com
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます