隣のアパートの住民の幼児

　日常の買い物をしようと玄関を開けたら幼児
の泣き声が聞こえてきました。隣のアパートの
住民のお子さんで、まだ三歳の男の子です。
　きっと、おとうさんが連れ出してみたものの
なにか忘れ物があったようで、階段の下に子供
を置いて部屋の戻ったようですね。^^; 確かに
小さい子を抱いて階段を上がるのは面倒だ、と
思ったのでしょうが、残された子供とすれば、
急におとうさんに見捨てられた、と思うことで
しょうね。泣き叫ぶのはわかりますよね。^^; 
で、その子に「大丈夫だよ、すぐおとうさんが
来てくれるよ。」と言って宥めました。すると
おとうさんがすぐに戻ってきたので、一見落着
したのです。
　「おとうさん！子供の心理を考えてから行動
をしてくださいな。」と言いたいところです。
せめて、「待っててね。」と声をかけてあげて
くださいな。しかし、数分後にはその子は泣き
止み私に向かってバイバイをしてくれました。
おとうさんから、そうするように言われたため
でしょうね。その子の目には涙が溜まっていま
した。きっと、心細かったことでしょう。

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