千葉県野田市にテレビが見れない、映らないというお宅に伺いました。
屋根を見上げるとアナログのアンテナも付いているので15年以上前に付けたアンテナであることが分かります。
引き込み線は入線カバーではなく軒天から入っているようです。
こちらはポラスの家なので情報盤が有るのでそこを見せて頂きます。
今と違って大きな情報盤が付いています。
この時代はなぜか分配器も全端子電通型仕様です。
地デジは全く受信出来ていないようです。
このマスプロのブースターはスイッチ付きでスイッチの不良が多かったのですが特に問題は無さそうです。
電気を送ってもダメ
しまいには過電流になってしまいます。
ブースター電源部から電気は正常に出ているようです。
屋内側は異常が無いので屋根に移動します。
屋根のアンテナです
アンテナ線を屋根上に転がしているのでこれが問題だと思います。
全体的に屋根材(スレート)のひび割れが多いです。
なぜかこのように大きく割れてるところも2か所ほどありました
アンテナです。
塗装品の屋根馬なのでこのように錆びます。
アンテナ支線の巻きを多くしても意味が無いです。
解いて調整が出来なくなるのでデメリットにしかならないと思います。
ブースターを見てみます。
ブースターの故障は有りません。
悪い箇所が特定できないのでアンテナ線を交換してみます。
かなりアンテナ線が固くなっています。
触ると被覆が割れるので内部に雨水が侵入しているのかもしれません。
極力屋根上を転がさないように配線しました。
アンテナ線は日本の電線メーカー製の黒色を使用しています。
軒下まで配線出来ました
軒天の所でアンテナ線を接続しました。
これで直っているはずです。
また情報盤の所で確認しました。
復旧していますね。
原因は屋根上を転がしていたアンテナ線だったようです。
ご依頼頂き誠に有難うございます。