シリーズ平成の本音 笑える映像―2 !
7月1日、テレビ、各紙は15%節電を一斉に報じている。テレビ番組でも朝から家庭での15%節電を繰り返し放送している。他人事のように報じているように見える。
テレビのスタジオは、報道番組からバラエテイ番組までばかに明るく、それらの番組を日中から放送すれば可なりの電力が使用される。自らは多量の電力をこれまで通り使用しながら、視聴者に節電、節電と放送している姿は笑える。テレビ局が電力をメッチャ使っている。要するに、視聴者に節電を訴える前に、TV放送局自体が大幅な節電計画を講じ、模範を示さなくては説得力もないし、実効性もあがらない。
夏の間午後1時から5時頃までや冬の電力消費のピーク時には、小さな報道用ブースを除き、全てのスタジオ番組を自粛し、企業もそのような番組にはコマーシャルを出さないようにしてはどうだろうか。電気を消費する日中やピーク時のスタジオ番組を奨励する必要は無い。夜間もバラエテイ番組など、スタジオ番組を大幅に減らすと共に、深夜については、緊急放送を除き、午前1時から5時までTV放送を中止するなど検討してみてらどうだろうか。
特に「公共」放送のNHKは、放送時間や放送チャンネルを大幅に短縮、縮小すると共に、緊急時の放送ブースを除きスタジオ放送を大幅に節減し、模範を示すべきであろう。日中に戸外で収録し、録画を放送するなどスタジオ放送を節減する方法は沢山ある。そして放送料を出来るだけ節減し、余剰を被災地復旧、復興に回す努力をするくらいの意識が欲しい。
新聞なども同様で、ページ数を減らしたり、朝刊と夕刊を出している新聞については、号外などを除き、夏などには夕刊を原則自粛する新聞社があっても良いのであろう。
そうは言ってもマスコミは、多分、「報道の自由」などを持ち出して自らは自粛や節電には協力しない可能性が高い。国民、視聴者に出来ることは、テレビを消し、テレビ番組をなるべく見ない、また朝刊を出している新聞社の夕刊は見ないことなのであろう。またテレビ番組ではなく、DVDなどを借りて、好きなプログラムだけを見るようにするとか、ラジオを聴くとかで娯楽や情報は補える。
更に、経済産業省は節電15%に協力した家庭に、液晶テレビやパソコンを贈呈すると発表した。節電と言いながら、電気製品を贈呈してどうなるの?目を醒ませ~!
これまで当たり前であったライフ・スタイルや日常を我慢するのではなく、電力を含め燃焼エネルギーの使用を少なくするライフ・スタイルに転換する好機である。それは、今後必要とされているが、余り実感されていない気候変動対策にも必要とされていると言えよう。2004年12月のスマトラ地震・大津波以降、マグニチュード9以上の地殻変動はもはや「想定外」ではない。今後地殻は順次大規模変動を繰り返して行くと想定した方がよい。地殻は大きく動き始めた。そして地球の気候も年々荒々しくなり、世界各地で牙をむき始めている。それが温暖化が原因か否かの科学的論争は論争として良いが、現実は、日本のゲリラ豪雨などだけでなく、米国の異常な巨大竜巻や大雨などにも見られるように、自然が牙をむき始めているように見える。
この地球という天体おいて、産業革命以来の燃焼エネルギー使い放題、電力使い放題の生産モデルや生活・消費スタイルが当たり前となっていたが、それを変えて行く時期になっているのではないだろうか。知恵や技術はいくらでも出せる。新しいライフ・スタイルの中にも新しい幸せは見つけられるだろう。(11.07.01)
(All Rights Reserved.)(不許無断引用)
7月1日、テレビ、各紙は15%節電を一斉に報じている。テレビ番組でも朝から家庭での15%節電を繰り返し放送している。他人事のように報じているように見える。
テレビのスタジオは、報道番組からバラエテイ番組までばかに明るく、それらの番組を日中から放送すれば可なりの電力が使用される。自らは多量の電力をこれまで通り使用しながら、視聴者に節電、節電と放送している姿は笑える。テレビ局が電力をメッチャ使っている。要するに、視聴者に節電を訴える前に、TV放送局自体が大幅な節電計画を講じ、模範を示さなくては説得力もないし、実効性もあがらない。
夏の間午後1時から5時頃までや冬の電力消費のピーク時には、小さな報道用ブースを除き、全てのスタジオ番組を自粛し、企業もそのような番組にはコマーシャルを出さないようにしてはどうだろうか。電気を消費する日中やピーク時のスタジオ番組を奨励する必要は無い。夜間もバラエテイ番組など、スタジオ番組を大幅に減らすと共に、深夜については、緊急放送を除き、午前1時から5時までTV放送を中止するなど検討してみてらどうだろうか。
特に「公共」放送のNHKは、放送時間や放送チャンネルを大幅に短縮、縮小すると共に、緊急時の放送ブースを除きスタジオ放送を大幅に節減し、模範を示すべきであろう。日中に戸外で収録し、録画を放送するなどスタジオ放送を節減する方法は沢山ある。そして放送料を出来るだけ節減し、余剰を被災地復旧、復興に回す努力をするくらいの意識が欲しい。
新聞なども同様で、ページ数を減らしたり、朝刊と夕刊を出している新聞については、号外などを除き、夏などには夕刊を原則自粛する新聞社があっても良いのであろう。
そうは言ってもマスコミは、多分、「報道の自由」などを持ち出して自らは自粛や節電には協力しない可能性が高い。国民、視聴者に出来ることは、テレビを消し、テレビ番組をなるべく見ない、また朝刊を出している新聞社の夕刊は見ないことなのであろう。またテレビ番組ではなく、DVDなどを借りて、好きなプログラムだけを見るようにするとか、ラジオを聴くとかで娯楽や情報は補える。
更に、経済産業省は節電15%に協力した家庭に、液晶テレビやパソコンを贈呈すると発表した。節電と言いながら、電気製品を贈呈してどうなるの?目を醒ませ~!
これまで当たり前であったライフ・スタイルや日常を我慢するのではなく、電力を含め燃焼エネルギーの使用を少なくするライフ・スタイルに転換する好機である。それは、今後必要とされているが、余り実感されていない気候変動対策にも必要とされていると言えよう。2004年12月のスマトラ地震・大津波以降、マグニチュード9以上の地殻変動はもはや「想定外」ではない。今後地殻は順次大規模変動を繰り返して行くと想定した方がよい。地殻は大きく動き始めた。そして地球の気候も年々荒々しくなり、世界各地で牙をむき始めている。それが温暖化が原因か否かの科学的論争は論争として良いが、現実は、日本のゲリラ豪雨などだけでなく、米国の異常な巨大竜巻や大雨などにも見られるように、自然が牙をむき始めているように見える。
この地球という天体おいて、産業革命以来の燃焼エネルギー使い放題、電力使い放題の生産モデルや生活・消費スタイルが当たり前となっていたが、それを変えて行く時期になっているのではないだろうか。知恵や技術はいくらでも出せる。新しいライフ・スタイルの中にも新しい幸せは見つけられるだろう。(11.07.01)
(All Rights Reserved.)(不許無断引用)