病は気から

年齢の節目からか昨年からすっかり体力・気力が落ち、
年齢には勝てないのだなとつくづく感じるこの頃。

韓国史劇「ホジュン　伝説の心医」21話でホジュンが
修行中にこんなことを学んでいた。

「天には２４節気があり
人には２４愈（２４の経穴・・・脈）がある

天が365度であるように
人には365の関節がある

病を治すにはまず患者の心を癒やせ
患者の持つ疑いの心や
雑念を取り除き心身を楽にすること
身体を自然に委ねるのだ

心と天とを一体化すれば
心が落ち着いて穏やかになり
病が癒える」

「宮廷女官　チャングムの誓い」でも病に苦しむ王様に
チャングムが、病気はまず本人の心持が大切であること

日常の生活習慣や食生活が薬や治療よりも何よりも
大切であることを言っていた。
自分がもっとも信頼するものに、自分の心（本心）を打
ち明けるとよいだろう。

たとえ病であったとしても、必ず治す、必ず治るのだと
いう信念を持つことが大切だと。

病を治すには自分に合った良い医者も大切だが、
まず本人の気持ちが大切なのだということだ。

韓国史劇「武神」でも撃毬（キョック）の試合でキム・
ジュンの負傷した身体を治療した王様の医者も

「口では説明できぬことが世の中には多々ある。
医者と患者もそうだ。自分に合う医者と出会わなければ、
助かる見込みのあるものも死んでしまう。逆に瀕死の重
傷のものが助かる見込みもある。おまえは私に出会わな
ければとっくに死んでいただろう」

いろいろなドラマを観ていると、こうした自分の心に響く
学びの場面がいくつかある。
だから、面白くて次々とみてしまうのかも知れない・・・。