街の風景

散歩の時に出会った何気ない風景、手押しポンプ、使われなくなったコンクリート製のゴミ箱、懐かしい洋館付き住宅などなど。

続・100キロウォークに参加して来ました…福岡県行橋~大分県別府市

2009-10-16 00:39:39 | ウォーキング
中津駅から第2チェックポイントまでは、25km有るし、真夜中の時間で普段はぐっすり寝ている時間だし、

独りで歩くより誰かに付いて行くことにした。

この大会に5回以上の参加した人は指導員の腕章を付けておられるので、

同じようなペースで歩かれる人を探して歩くことにした。

中津を出てしばらくして、北九州の方で7回目の指導員の腕章を付けた人が、

1回目の方と歩かれている二人組の後ろにつかさせてもらいました。



宇佐まで12km。他のグループはどんどん追い抜いていきます。

しかし、ペースは変わりません。



気温も13℃になっているが寒さは感じない。



宇佐神宮参道入り口の交差点。56km地点。



国道10号線から国東半島に行く分岐点まで来た。

前を歩く人は、柵につかまってストレッチ。

第2チェックポイントまで、1.7km。あと20分ぐらいか。



第2チェックポイントでは、うどんが売っていたので食べる。

熱くて、うまかった。

ここでも、足を冷やし痛みを少しでも和らげ完歩できる様に時間を取る。

これから3つの峠を越えなければならないので靴下も取り換える。

こんな事をしていたら、ペースメーカーをして頂いた人達がわからなくなった。

第2チェックポイントでは、リタイアする人や仮眠?をしている人、うどんを食べる人でごったがえしていた。

私も、眠いし、足の手当、うどんで写真を撮るのを忘れた。

とにかく、あまり休んではいけないので30分ぐらいで出発。

風が冷たいので薄いジャンバーを着て歩きだしたが、立石峠に向かって緩やかな上りで汗をかく。

峠を下り、前後の人が少なくなり、一人で下を見ながら歩いていると絵柄のマンホール発見。

2kmぐらい歩くと又発見。

「やまが」は旧山香町のマンホールらしい。オランダの風車、
町の木のヤマモモ、町の花のサツキツツジが描かれている。
風車はどこかにあるのかな。
                                    こちらのマンホールは「山香牛」有名らしい。



山香町は丁度国東半島の付け根あたりの山の中なので、8℃だ。



夜が明けてきた。72kmぐらい。


2番目の峠は、七曲りの迂回道路。

杖を貸してくれるので、杖を精一杯使って登る。

少なくなっているエネルギーを使い果たしそうになりながら歩く。

このコースを考えた責任者出て来い!!!

などと喚きたくなる。


3番目の峠は赤松峠。

ここは国道10号線の側道。登坂車線をトラックが轟音を上げながら登って行く。

私も、これが最後の登りだと気力で上る。


赤松峠も超えて、別府湾が見えてきた。

どこがゴール地点か分からないが足が少し速くなる。

第3チェックポイントはもうすぐだ。

そこから、ゴールまでは14kmしかない。



第3チェックポイントからが大変だった。

あと、14kmが大変でした。

14kmがあんなに遠いとは思いませんでした。

あと6kmのところで、大音量のがんばれの応援を貰ったがそこからも遠かった。

ゴールまでの途中に、別府の色つきのマンホール発見。
ツツジ柄。
                                    ホテルの前に丸ポスト発見。

疲れていても見つけるのです。嬉しい。しかし、足取りはよたよたのまま。



足を前に出しているとゴールはできます。


ゴールして、温泉に入り、ちゃんぽんを食べ、「特急ソニックの指定席」に乗り、小倉で「のぞみの指定席」で広島に帰りました。

指定席にしたのは、良く頑張った自分にご褒美なのです。

100キロウォークを歩いたものにしか分からない嬉しさがこみあげてきます。

やったな自分と褒めたくなります。


完歩証。

下半分の小さな字の部分。

 2009年10月10日午後2時、行橋正八幡宮を出発したあなたは、両親に授かったそ
の体で、今川、長井浜、稲童漁港を抜け、国道10号線を築城から椎田、豊前、中津、宇
佐と進み、立石峠、七曲り、赤松峠野坂を越え、日出、亀川と別府湾岸道路を歩き続け、
ついにゴールである的ヶ浜公園に到着されました。

 100キロウォーク。決して楽ではなかったはずです。中津駅では「まだ3分の1なのに…」
宇佐では「歩きたくない、歩けない…」リタイアという言葉が頭をよぎったかもしれません。

 しかし、あなたは今、ここゴールに立ち、想像もできないことに果敢にチャレンジし、自分
で決めた目標をとうとうやり遂げたのです。挑戦をした人でないとわからない幾つもの極度の
苦しみ、それらを乗り越えた人だけが味わえる真の喜び。この勝利者体験はあなたの宝物
の一つになるでしょう。本当によくがんばりました。
 これから先、何度も何度もやって来るであろう雨の日、嵐の夜に、100kmもの距離を苦
しみながらも諦めずに最後まで歩き徹した、この「すばらしい体験」を思い出してください。
  またお会いしましょう。 “GooD luck"

コメント (8)
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