中津駅から第2チェックポイントまでは、25km有るし、真夜中の時間で普段はぐっすり寝ている時間だし、
独りで歩くより誰かに付いて行くことにした。
この大会に5回以上の参加した人は指導員の腕章を付けておられるので、
同じようなペースで歩かれる人を探して歩くことにした。
中津を出てしばらくして、北九州の方で7回目の指導員の腕章を付けた人が、
1回目の方と歩かれている二人組の後ろにつかさせてもらいました。
宇佐まで12km。他のグループはどんどん追い抜いていきます。
しかし、ペースは変わりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/76/1d8dd11fc02aecfdf7314ba3de5bae61.jpg)
気温も13℃になっているが寒さは感じない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/d8/4b032b0e84068e4a37708cdb4878e558.jpg)
宇佐神宮参道入り口の交差点。56km地点。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/1a/cf348eb588013f0c89fc8c5a9b3ffc41.jpg)
国道10号線から国東半島に行く分岐点まで来た。
前を歩く人は、柵につかまってストレッチ。
第2チェックポイントまで、1.7km。あと20分ぐらいか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/73/bb917c4c830001f65a93171e8c4aecd3.jpg)
第2チェックポイントでは、うどんが売っていたので食べる。
熱くて、うまかった。
ここでも、足を冷やし痛みを少しでも和らげ完歩できる様に時間を取る。
これから3つの峠を越えなければならないので靴下も取り換える。
こんな事をしていたら、ペースメーカーをして頂いた人達がわからなくなった。
第2チェックポイントでは、リタイアする人や仮眠?をしている人、うどんを食べる人でごったがえしていた。
私も、眠いし、足の手当、うどんで写真を撮るのを忘れた。
とにかく、あまり休んではいけないので30分ぐらいで出発。
風が冷たいので薄いジャンバーを着て歩きだしたが、立石峠に向かって緩やかな上りで汗をかく。
峠を下り、前後の人が少なくなり、一人で下を見ながら歩いていると絵柄のマンホール発見。
2kmぐらい歩くと又発見。
「やまが」は旧山香町のマンホールらしい。オランダの風車、
町の木のヤマモモ、町の花のサツキツツジが描かれている。
風車はどこかにあるのかな。
こちらのマンホールは「山香牛」有名らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/0a/3d709cd791a67beaedc77799846f8148.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/4d/eab4387b022389c88bf8bb3b8f31bc74.jpg)
山香町は丁度国東半島の付け根あたりの山の中なので、8℃だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/e6/dca3591664e052d022e295e624dbc963.jpg)
夜が明けてきた。72kmぐらい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/d5/b18b7eff99e4dc576cda911b6eba5ec2.jpg)
2番目の峠は、七曲りの迂回道路。
杖を貸してくれるので、杖を精一杯使って登る。
少なくなっているエネルギーを使い果たしそうになりながら歩く。
このコースを考えた責任者出て来い!!!
などと喚きたくなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/82/02c9923a5e315ae9bc030a457aabd477.jpg)
3番目の峠は赤松峠。
ここは国道10号線の側道。登坂車線をトラックが轟音を上げながら登って行く。
私も、これが最後の登りだと気力で上る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/ba/f693ddde53f05c6262daf9d3cb1bbef5.jpg)
赤松峠も超えて、別府湾が見えてきた。
どこがゴール地点か分からないが足が少し速くなる。
第3チェックポイントはもうすぐだ。
そこから、ゴールまでは14kmしかない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/ba/463e6004f5b4b0269b38daa309a986f4.jpg)
第3チェックポイントからが大変だった。
あと、14kmが大変でした。
14kmがあんなに遠いとは思いませんでした。
あと6kmのところで、大音量のがんばれの応援を貰ったがそこからも遠かった。
ゴールまでの途中に、別府の色つきのマンホール発見。
ツツジ柄。
ホテルの前に丸ポスト発見。
疲れていても見つけるのです。嬉しい。しかし、足取りはよたよたのまま。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/cb/7ecb01e1d8d7ad946fa30240598191ad.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/3a/ec46dda982ff5d3707b55ed90681476a.jpg)
足を前に出しているとゴールはできます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/89/780e95d51a412e8a39f9fa0aff7323e0.jpg)
ゴールして、温泉に入り、ちゃんぽんを食べ、「特急ソニックの指定席」に乗り、小倉で「のぞみの指定席」で広島に帰りました。
指定席にしたのは、良く頑張った自分にご褒美なのです。
100キロウォークを歩いたものにしか分からない嬉しさがこみあげてきます。
やったな自分と褒めたくなります。
完歩証。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/71/33d2b1a8797304dbde60f6888c3f6cb0.jpg)
下半分の小さな字の部分。
2009年10月10日午後2時、行橋正八幡宮を出発したあなたは、両親に授かったそ
の体で、今川、長井浜、稲童漁港を抜け、国道10号線を築城から椎田、豊前、中津、宇
佐と進み、立石峠、七曲り、赤松峠野坂を越え、日出、亀川と別府湾岸道路を歩き続け、
ついにゴールである的ヶ浜公園に到着されました。
100キロウォーク。決して楽ではなかったはずです。中津駅では「まだ3分の1なのに…」
宇佐では「歩きたくない、歩けない…」リタイアという言葉が頭をよぎったかもしれません。
しかし、あなたは今、ここゴールに立ち、想像もできないことに果敢にチャレンジし、自分
で決めた目標をとうとうやり遂げたのです。挑戦をした人でないとわからない幾つもの極度の
苦しみ、それらを乗り越えた人だけが味わえる真の喜び。この勝利者体験はあなたの宝物
の一つになるでしょう。本当によくがんばりました。
これから先、何度も何度もやって来るであろう雨の日、嵐の夜に、100kmもの距離を苦
しみながらも諦めずに最後まで歩き徹した、この「すばらしい体験」を思い出してください。
またお会いしましょう。 “GooD luck"
独りで歩くより誰かに付いて行くことにした。
この大会に5回以上の参加した人は指導員の腕章を付けておられるので、
同じようなペースで歩かれる人を探して歩くことにした。
中津を出てしばらくして、北九州の方で7回目の指導員の腕章を付けた人が、
1回目の方と歩かれている二人組の後ろにつかさせてもらいました。
宇佐まで12km。他のグループはどんどん追い抜いていきます。
しかし、ペースは変わりません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/76/1d8dd11fc02aecfdf7314ba3de5bae61.jpg)
気温も13℃になっているが寒さは感じない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/08/d8/4b032b0e84068e4a37708cdb4878e558.jpg)
宇佐神宮参道入り口の交差点。56km地点。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/1a/cf348eb588013f0c89fc8c5a9b3ffc41.jpg)
国道10号線から国東半島に行く分岐点まで来た。
前を歩く人は、柵につかまってストレッチ。
第2チェックポイントまで、1.7km。あと20分ぐらいか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/73/bb917c4c830001f65a93171e8c4aecd3.jpg)
第2チェックポイントでは、うどんが売っていたので食べる。
熱くて、うまかった。
ここでも、足を冷やし痛みを少しでも和らげ完歩できる様に時間を取る。
これから3つの峠を越えなければならないので靴下も取り換える。
こんな事をしていたら、ペースメーカーをして頂いた人達がわからなくなった。
第2チェックポイントでは、リタイアする人や仮眠?をしている人、うどんを食べる人でごったがえしていた。
私も、眠いし、足の手当、うどんで写真を撮るのを忘れた。
とにかく、あまり休んではいけないので30分ぐらいで出発。
風が冷たいので薄いジャンバーを着て歩きだしたが、立石峠に向かって緩やかな上りで汗をかく。
峠を下り、前後の人が少なくなり、一人で下を見ながら歩いていると絵柄のマンホール発見。
2kmぐらい歩くと又発見。
「やまが」は旧山香町のマンホールらしい。オランダの風車、
町の木のヤマモモ、町の花のサツキツツジが描かれている。
風車はどこかにあるのかな。
こちらのマンホールは「山香牛」有名らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/0a/3d709cd791a67beaedc77799846f8148.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4d/4d/eab4387b022389c88bf8bb3b8f31bc74.jpg)
山香町は丁度国東半島の付け根あたりの山の中なので、8℃だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/e6/dca3591664e052d022e295e624dbc963.jpg)
夜が明けてきた。72kmぐらい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/d5/b18b7eff99e4dc576cda911b6eba5ec2.jpg)
2番目の峠は、七曲りの迂回道路。
杖を貸してくれるので、杖を精一杯使って登る。
少なくなっているエネルギーを使い果たしそうになりながら歩く。
このコースを考えた責任者出て来い!!!
などと喚きたくなる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/82/02c9923a5e315ae9bc030a457aabd477.jpg)
3番目の峠は赤松峠。
ここは国道10号線の側道。登坂車線をトラックが轟音を上げながら登って行く。
私も、これが最後の登りだと気力で上る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/ba/f693ddde53f05c6262daf9d3cb1bbef5.jpg)
赤松峠も超えて、別府湾が見えてきた。
どこがゴール地点か分からないが足が少し速くなる。
第3チェックポイントはもうすぐだ。
そこから、ゴールまでは14kmしかない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/ba/463e6004f5b4b0269b38daa309a986f4.jpg)
第3チェックポイントからが大変だった。
あと、14kmが大変でした。
14kmがあんなに遠いとは思いませんでした。
あと6kmのところで、大音量のがんばれの応援を貰ったがそこからも遠かった。
ゴールまでの途中に、別府の色つきのマンホール発見。
ツツジ柄。
ホテルの前に丸ポスト発見。
疲れていても見つけるのです。嬉しい。しかし、足取りはよたよたのまま。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/cb/7ecb01e1d8d7ad946fa30240598191ad.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/3a/ec46dda982ff5d3707b55ed90681476a.jpg)
足を前に出しているとゴールはできます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/89/780e95d51a412e8a39f9fa0aff7323e0.jpg)
ゴールして、温泉に入り、ちゃんぽんを食べ、「特急ソニックの指定席」に乗り、小倉で「のぞみの指定席」で広島に帰りました。
指定席にしたのは、良く頑張った自分にご褒美なのです。
100キロウォークを歩いたものにしか分からない嬉しさがこみあげてきます。
やったな自分と褒めたくなります。
完歩証。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/71/33d2b1a8797304dbde60f6888c3f6cb0.jpg)
下半分の小さな字の部分。
2009年10月10日午後2時、行橋正八幡宮を出発したあなたは、両親に授かったそ
の体で、今川、長井浜、稲童漁港を抜け、国道10号線を築城から椎田、豊前、中津、宇
佐と進み、立石峠、七曲り、赤松峠野坂を越え、日出、亀川と別府湾岸道路を歩き続け、
ついにゴールである的ヶ浜公園に到着されました。
100キロウォーク。決して楽ではなかったはずです。中津駅では「まだ3分の1なのに…」
宇佐では「歩きたくない、歩けない…」リタイアという言葉が頭をよぎったかもしれません。
しかし、あなたは今、ここゴールに立ち、想像もできないことに果敢にチャレンジし、自分
で決めた目標をとうとうやり遂げたのです。挑戦をした人でないとわからない幾つもの極度の
苦しみ、それらを乗り越えた人だけが味わえる真の喜び。この勝利者体験はあなたの宝物
の一つになるでしょう。本当によくがんばりました。
これから先、何度も何度もやって来るであろう雨の日、嵐の夜に、100kmもの距離を苦
しみながらも諦めずに最後まで歩き徹した、この「すばらしい体験」を思い出してください。
またお会いしましょう。 “GooD luck"