五線譜のリボンたなびく

音楽のことメインに、色んなこと書いていきます。

カラオケ大会

2018年12月22日 | 随随っとな(駄文)
私が住んでいたところでは毎年、十五夜祭りがあって公園に特設ステージを作って地域内でのカラオケ大会をやっていた。
夕方6時頃から始まり、9時近くまでやっていて、毎年20人くらいの参加者がいた。

うちの父上は歌がうまく、しかも家にカラオケの機械もあったので毎年出場していた。その影響か、家でしょっちゅう歌ってたうちらきょうだいも出ることになった。
最初が…?小1の時か。姉が小3。

姉は真ん中くらいの出番で、時をかける少女を歌って参加賞のお弁当箱をもらって先に帰ってった。
私は最後から2番目で、ずーっとドキドキしながら他の人のステージを見て、姉が歌ってるのも見て、テンションを高めていた。

私の直前の人達は10人くらいで花笠音頭だったかな?お着物を着て、曲に合わせて踊って皆も手拍子していた。わあーなんて歓声もあったっけ。私はステージ裏でひそかにその様子を見て、次だ次だ…ってなっていた。
父上は、お客さんと一緒に観るからっていなくなって1人寂しく待ってたんだ。


で、自分の番だ、って思ったら。

「ごめんね、雨が強くなったからここで中止するね、今からアナウンスするね。お弁当箱持って帰ってね」って。
実行委員会である、うちの目の前に住んでるおじちゃんに言われたんよ。

いやそりゃね。ちょっと雨も強まりましたよ。雨宿りしてたもん。でも今歓声上がってたじゃんか。

中止のアナウンスに、えーーー!ってみんな言ってる。
「子どもに歌わしてやれよ!」って罵声も飛んでんの。
もう一気に悲しくなってね…泣いてもうた。ねーちゃん歌ったのに!ってなったしさ…

父上もその気持ちを知ってるから、結構おじちゃんに食ってかかってて、また悲しくなって。


悲しい思い出です。

でもその2年後はリベンジで歌えました。歌った曲目はなんでしょう?
正解は(はやっ。)!『星はなんでも知っている』です。渋いでしょう。セリフもあるっちゅうねん。

ちなみに雨で歌えなかった年の予定曲目は『浪花節だよ人生は』です。



きみだけを

2018年12月22日 | 音楽か行
1994年のウルフルズのアルバム『すっとばす』の5曲目。今でも私の中でウルフルズNo.1曲です。

このアルバムも、1996年の修学旅行先で買って、家に帰ってすぐ聴いて、泣いたんだよなあ。
マカマカBUNBUNで初めてウルフルズを知り、ガッツだぜ!!でファンになった私にとって、こんなに真面目にストレートなラブソングあるんだ…ってのが衝撃で、凄く心に響いたんだよな。
そりゃね、バンザイもありますよ。でもああいうシャウトっぽく張り上げるラブソングではないのよ。しっとり。ずっとしっとりでサビもキーは上がらない。ここまで張り上げない、音の変化の少ない曲もウルフルズにしては珍しいので、曲調にCメロなどの変化がないにもかかわらず、ずっと心に焼き付く曲というか。

でも、この曲はジョンBに贈られた曲だったわ。ジョンBに歌ってもらおうとも考えてたって昔の雑誌で読んだけど。その当時聴いてグッと来て、ジョンBが一度脱退して約4年ぶりに戻った後に聴いてさらに違う意味でグッと来て。

歌詞は、照れて言えないような本当に真っすぐな気持ちを男の人の言葉で語ってるという感じがしますね。
君が見てる未来に僕は必要かい? とか
僕が見てる未来に誘いたいのさ  など。
クサいセリフではあるけれどしっとりと歌い上げてる。

サビが好き。ケーヤンがハモってる。ウルフルケイスケ。
1か所、ケーヤンのコーラスの声が裏返ってるところがあるけど、それをOKテイクにしてるところ含めてなんか好きなんだよ。
ケーヤンのコーラスは、かわいい声で高く出すのが基本だけど、この曲に関してはハモリ方も大人っぽい。

CDではフェイドアウトになってるけど、ライブはそうはいかないのできちんと終わる形でアレンジされていて、それも好き。
ライブではジョンBがハモってる。

今後も1位は揺らぐことないと思いますね。