五線譜のリボンたなびく

音楽のことメインに、色んなこと書いていきます。

弩級のゴーサイン

2018年12月11日 | 音楽た行
モーニング娘。'17。シングルだけど全員が歌ってるというわけではなく、半分がダンスメン、半分が歌唱メンという編成になってる。
私の一推しの野中美希ちゃんの歌割が多く、センターにもいるので嬉しい。歌割をなかなかもらえなかった12期のメンバー4人とも歌唱メンなのでそういう変化が見れたことが嬉しいですね。
ダンスの体力の消耗が激しいのでなかなかフルで披露されることはないけど、もっと聴きたい。最近の娘。曲は渋くて暗めというか、かっこいい路線の曲が多い中、これは終始はっちゃけて明るい曲だし、MVでもメンバー同士わちゃわちゃして笑顔が多いので、こういう曲を待ってたんだよ!というファンが多かったと思います。

最初に3人のメンバーそれぞれ1フレーズずつソロパートがあって次に行くんだけど、そこでのちぇる(=野中美希ちゃん)の歌とMVでの指差しポーズがかっこいい。
ちぇるの歌声を鞘師さんに重ねる人も多いんだけど、似ていてもやっぱり全然違うなと思うので、ちぇるはちぇるの歌声なのであまり必要以上に重ねないで欲しいよとも思いますね。

非常にちぇるの地声は独特です。特徴があります。アニメ声なのかな。グーグーがんもに似てるなと思ったり。声質の関係で喉声で歌ってるように聞こえるのかもだけど、初期と明らかに歌い方が変わった。力強くなった。だから歌割も自然と今増えてるんだろうと思ってる。今後が楽しみ☆

中間の謎のダンスは、「?」となっちゃうけど、その後の3連のリズムで歌ってくとこが可愛いです。あと、全部歌って気づくけど、キーが高い。これを踊りながら歌う彼女たちは凄いです。生歌だからね。


英語の掛け声、Leady,set,go!がメチャメチャかっこいいです。
ダンスメンはなかなか見づらいのでかわいそうだけど、そんな中でも抜かれた時に笑顔でいる。しかもジャンプしながら。あの体力は凄い。最後なんてダンスメンのうち2人が倒立してる。足しか見えてない…


MVは、白地に白ジャケットでダンスなので色的には見にくいのが残念。そこ以外は曲もMVも総じて可愛い明るい元気になる!という曲ですね。

お経

2018年12月11日 | 音楽あ行
懐かしいなあ。たまのアルバム『ひるね』に収録されてる曲「お経」。
お経というと眠くなるようなだらんと単調なイメージかもしれないけど、それとは真逆でまあ軽快だこと。
この曲はもう、イントロから神だなって思ってます。簡単に神って言いたくないんだけど、こんな音の運び作れないよ。
とにかく、知久さんのギターがうまい。アコギでなんとも軽快な音を奏でてる。その中で動くベースの音取り。Gさんこと滝本さんですね。こんなベースラインをどうやって考えて決めたのか、とても興味があります。
レファ♯ソシ ドミファラ シ♭レミ♭ソ ラド♯レー っていう動きですね。ギターの動きに対してそう来ます?って音で。あーーーこんな字面じゃ伝わんねーよ!ってな。すいません。


ロザリオで首を吊ったのさ、という過激な歌詞の後にサビに行く。こんな過激な一言を言っておいて、その直後が
♪ぼ、お、ず、だーよ~ なので、かなり力の抜ける展開となります。
しかもこれに対するコーラスというよりも合いの手ですね、それが、ぼうず~!だったり、坊主だ坊主だ!だったりと地味にバリエーションを与えられるので更に力が抜けることとなります。


タイトルがお経だと言うのに、「坊主」という回数が半端ない。
最後のところ聴いてごらんなさい。坊主だらけだから。エコーじみたコーラスきちゃったりするのでちょっとこわい。でも最後まで曲調は軽快です。

ぼぼぼぼ坊主、ジャーン…で伸び切ったまま終わるので、それまでの祭囃子のような軽快さはどこへ行ったんかい?と聞きたくなる。終わりはとてもあっけない。

たまの曲で好きな曲のベスト10には入るねこれは。

未来派センス

2018年12月11日 | 音楽ま行
もうね。この曲大好き。TOKIOです。しかもデビューしてそう経ってない頃のアルバムなので、演奏も声もどこか若いです。でもそれがいい。アイドル路線でいっていた初期のTOKIOにもいい曲はいっぱいある。
中でもこの曲は、1,2を争うくらい好きなんですね。

なんせ前向き!聴いてると元気をもらえる。駆け抜けろ!って歌われるとよっしゃこっから頑張るぞ、ってなります。はい。私は単純です笑


私はTOKIOの中ではリーダー推しなんで、初期のコーラスはよく注耳して聴きます。リーダーの声は今も昔も甘く細い感じで、特にコーラスになると高音域が良く出るので、可愛いんですよね。共感してくれる人いませんかね。可愛いんだよ声が!
この未来派センスでは、アーのハモリだけでなく、メインとは別の動きでコーラスになったりするんですね。そして、サビになると「頑張れー」というハモリがあるんだけど、これを高音がリーダー、低音を太一がやっていて、2人の息がぴったりなんですね。この2人のコーラスの組み合わせは最高です。
頑張れーってコーラスが好き過ぎて、何度もリピートしてしまう…そんぐらい好き。


「檜舞台へと 行けるさ」これは当時のTOKIOに向けられた歌詞なんだなと思いながら聴いてる。


なんか、辛いことがあっても頑張ってこうよ!と応援されてる気持ちになる。底抜けに明るいので落ち込んだ時にはよく聴きますね。
いつまでも、私にとっての応援ソングの1つです。

国境の北、オーロラの果て

2018年12月11日 | 音楽か行
スカパラ。1998年。これは断然CDよりライブ版!!

CDは、シングルに収録されてるけど、今そのシングルは手に入らないのでオークションとかでも8000円くらい出さないと買えません。

ドキュメンタリーDVDに収まっているライブ映像を観て感動した。このタイトルからして神秘的なんだけど、この曲で一番注目して欲しいのは、やはり青木さんのハイハットでしょう。
CDよりもテンポが速めなんだけど決して押せ押せの速さではなく、氷のようなハイハットの連続で、しかも淡々と、ネクタイにスーツでかっこよくドラムを叩いてるのに惹かれたんだ。

私が青木さんに惚れた理由というのが、淡々としたところ。今まで自分が見てきたドラマーというのは、お客さんが入るとオーバーアクションになるドラマーが多かったから、スカを叩いてるのに表情が涼しくてでもドラムは颯爽と風を切るようなスピード感で、ああ、こんなかっこいいドラマーがいるんだなあって思ったんだ。
そのカッコよさを一番象徴してる曲じゃないだろか。


途中、テナーサックスのソロがある。すんげえかっけえ。アジテートもかっけえ。
それが終わるとブレイクが入るんですね。そこが一番私は大好きなんです。


音数が極端に減って、キーボード、ドラム、パーカスの3人だけになります。ベースすらなくなる。ほんの数小節なんだけど、その静けさがあることで後半の盛り上がりに繋がる。

静けさと言っても、ペースは変わらず、ハイハットも変わらない。
だけど、1か所だけハイハットリズムに変化が生まれる。チッチキチッチキでずーっときてたのが、チキチッチになる。この、ハイハットのチキチッチの間にスネアのリズムが入るのでそのリズムを両手で再現しようとするとごっちゃんなるんだけど、一瞬のスネア裁きをサラッとやるところが本当にかっこよくて、何度も巻き戻して見てしまいます。


ハイハットはずっと聴いてられる。そして青木さんはフィルインがさりげなくて、細かく色んなバージョンでやってくるのでライブ版を聴くのは楽しい。
もっと聴きたかったよ…とは思うけど、こうして名曲がDVDで聴けるのは幸せだと思います。

ホールインワン

2018年12月11日 | 音楽は行
これはもう、TVではおなじみですね。何かとバラエティやらCMなどで頻繁に使用される、スカパラの曲ですね。
必ず耳に残る音楽と、「ホールインワン!」の掛け声。この掛け声は当時バンマスだったASA-CHANGの声ですね。
彼とギムラがいた頃のスカパラの、怪しい空気感が大好きでした。

レ♯ミソミド レ♯ミソミド レ♯ミソミドシ♭シ♭シ♭レドー

というこの有名なメロディ。

楽器の使い方がどこかメルヘンで可愛らしい。全体的に軽やかで、弾んだイメージ。
ヒューーーーンって鳴るあの笛みたいなやつで、ゴルフボールがぽーんと飛んでカップに吸い込まれてく過程を表してくれてますね。


これ、ライブ版まじかっこいいから。青木さんの渋い声の「ホールインワン」が聴ける。無表情で言うその姿が本当かっこいいのです。


終盤の演奏は、テナーサックスが主旋律でしょうか、いい味出してるなーって思いますね。これを、キョンキョンの丘を越えてを作ったのと同じメンツで作ってるっていうのがまた凄い。雰囲気全然違うもの。