占い師横山順一ブログ。視覚障害者の占い師横山順一のブログです。昭和41年4月生まれ。

元道頓堀占い横町の占い師。
現在、神戸駅付近でうらうラコウベと言う占い点を経営。
数理学で有名な金澤葉香先生門下。

ベテランに多くの経験を聴くそれは財産。

2018年06月13日 | 不運を避ける方法その2
 本日は、お仕事に関するご相談で、
過失では無い物の、より注意をしていれば、
何とかその方が助かったかも、と言うご相談がありました。
 特定の仕事を長くしていれば、どのような業種においても、
過失、あるいは、そこまで行かなくても、より注意をしていれば助かった、
あるいは、危なかったが、何とかギリギリセーフだったと言う、
その様な出来事が、多かれ少なかれ有る物だと思います。
 あれは、1989年ぐらいだったでしょうか、
当時、私は兵庫県明石市で、
父の経営する鍼の治療院で仕事を始めていました。
 で、有る時、父が、
(今日、70歳近くのおばあさんが、腰痛で来たんやけど、
左側外で鍼をした後、軽く押さえたんやけど、
ボキッと音がしてヒヤリとしてな。
まあ、その後、起きてもらったら、痛みもなくなって、
楽になったと言ってよろこんで帰られたから良かったけど、
ほんまに指圧は、横向きになってもらってやったとしても、
予想以上に年寄りは骨が脆くなってる可能性も有るから、
順一も気をつ県とあかんぞ。)
その様な、出来事が過去にありました。
 今の例の用に、近くにベテランがいて、いろいろな話を聞くと言うのは、
そのビジネスを続けていく上で、ものすごい財産になると思われます。
 例えば、占いのビジネスをするに当たっても、
ただ占いのスキルだけがあってもだめです。
 占いに来られるお客様には、ドンドンせっかちに話しかけて来られる、
アスペ気味の方や、adhd気味のお客様もあります。
 また、逆に、ゆっくり気味のやや鬱傾向のお客様なども来られます。
 ですので、お客様の状態に応じて、早めに話を展開したり、
暫くは、お客様の話の聞き役に回ったり、
ゆっくりと、判りやすく、場合によっては、結果を繰り返して伝えたりなど、
その様な、変化を与えたりもします。
 また、同じ占い結果であっても、お客様が強い精神の持ち主か、
逆に、気が弱い性格の持ち主かによっても、
結果の伝え方に変化を与えたりもします。
 例えば、何事も自分本位で進めていく性格のお客様で、
その性格が、ご相談の原因を作っていると思われる場合は、
占い師さんによっては、わざときつい言葉でズバリと、
お客様の欠点を怒り気味に指摘する方もたまにおられます。
 一方、かなり気が弱いお客様の場合、その彼氏と別れると思ったとしても、
(もしかすると、ちょっと分かれ気味になる可能性が有るから、
気を付けてくださいね。)と軟らかく話す占い師さんや、
分かれるのは間違いないと思っていても、
(大丈夫ですよ。必ず復活します。)と、
嘘を言う占い師さんや、お客様のことを心配して、
わざと良い嘘を付く占い師さんも、たまにいるかも知れません。
 と言うのは、気が弱いお客様に、いくら柔らかめに、
(分かれる可能性が少し有るので)と言ったとしても、
受け手の状態がかなり悪い場合、ネガティブな結果を、
聴くと直ぐにドンと落ち込まれるお客様も、有るからなのです。
 そして、場合によっては、自らxxxの方向に、
進んでしまうお客様も有るかも知れません。
 ですので、われわれ占い師も、できるだけベテランの先輩の占い師さんの話を、
スクールに通っている間に、あるいは、関連の大手の占いの館で鑑定している間に、
できるだけ、多く聴く用に心がけていました。
 ですので、中には過失まで行かない、ヒヤリとした経験など、
様々なことが有ると思いますが、その不安を、
できるだけベテランの先輩の経験を聴くことによって、
カバーされたら良いと思います。
 昔、病院勤めをしていた父の話では、
(医者は、4人殺して一人前。)と言われていたそうです。
 つまり、患者さんを助けようとしたけれど、予想以上に病巣の状態が酷くて、
助けられなかった。あるいは、その中には、
失敗も有るのかも知れません。
 ですので、プロは、不安を払拭するために、
より勉強する、より練習を重ねることが、
もっとも、重要なのかも知れません。
 今日は、その様なことを思った一日でありました。

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