2024年01月06日(土)
冬季に燧ヶ岳に登りたいと以前から考えていたところ、今回、檜枝岐村を訪れた。来週になれば、国道401(352)号の冬季通行止め区間が延長になり、七入まで車が入らなくなる。また、明日からは天候の悪化が見込まれる。今日が登頂のチャンス。前日に檜枝岐村に入り、5:02に七入を出発。まだ暗く、ヘッドランプを頼りに、既に通行止めになっている国道を歩き出す。出来る所はショートカットしながらも長い車道歩きを強いられる。やがて空が徐々に白地んでくる。橅平では、木立の間に朝日に染った燧ヶ岳。7:42に沼田檜枝岐線をクロス。ここから本格的な登高になる。今年は例年より雪が少ないのだろうか、前日のものと思われるトレースのお蔭もあって、高度を稼いでいく。8:34に広沢田代。9:53に熊沢田代。ここからの燧ヶ岳TOPが大迫力。(見出し写真) 次いで最後の樹林帯。森林限界を越えると山頂への急登。シール登高で登り切ると燧ヶ岳俎嵓(まないたぐら)11:27到着。山頂からは、尾瀬沼、尾瀬ヶ原などが望まれ期待どおりの好天気。下山は往路を戻る。快適に滑るには、もう少し積雪量が欲しいところ。13:25車道に出てからは、登ってきたトレース上にスキーを滑らせ、七入に14:23帰着。
(コースタイム)
七入5:02→沼田檜枝岐線7:42→広沢田代8:34→熊沢田代9:53→俎嵓(まないたぐら)11:27→沼田檜枝岐線13:25→七入14:23
(朝日に色付く燧ヶ岳)
(広沢田代 光芒)
(広沢田代、遠景は会津駒ヶ岳)
(熊沢田代、燧ヶ岳TOP)
(山頂の祠、遠くは平ヶ岳)