山のぶなの実

山のともだち@ぶなの実の山日記

あづまBC_西大巓_早稲沢コース

2023-03-17 08:08:00 | 山スキー(バックカントリースキー)
2023年03月05日(日)
昨日に次いで、西大巓・西吾妻山エリアのロングコースを滑る2日めです。今日は、西大巓山頂から西斜面に滑り込み、檜原湖畔の早稲沢を目指す、標高差1000m、距離約5kmのコースです。早稲沢の西大巓登山口に続く車道の除雪終点に車1台を停め置き、グランデコスキー場に向います。前日同様、スキー場TOPから10時前に登高を開始。11時15分山頂着。稀に見る好天、山頂は登山者で大混雑です。よほど空気が澄んでいるのか、飯豊連峰(見出し写真)、朝日連峰はもとより、遠く月山、鳥海山までもがくっきりと見えて、山頂の皆さんは大喜びです。また、昨日は回避した東斜面滑走を楽しむことが出来ました。山頂に登り返して、今度は針路は西方、遠く檜原湖畔の早稲沢集落が見えて、あれが目的地です。12時15分スタート。斜面は、始めは少し急な固めのバーン、抑え目に慎重に下って行くと、徐々に傾斜が良く、雪質が良くなり、飛ばして行けるようになります。標高約1700mまでが最初のセクションです。すると、かん高いエンジン音、そして雪面に見つけた足跡をたどると、軽装の男性と出会いました。その先には大型のスノーモービルが止まっています。昨年の早稲沢コース滑走に次いで、再びスノーモービルに遭遇しました。今年は、二言三言、互いの無事を気遣う言葉を交わして、お別れしました。標高1700m付近からは、針路を南西方に転じ、1598m標高点を目安に第2セクションの滑走です。滑るに適度な傾斜の樹林間の滑走です。植生は、アオモリトドマツから、ダケカンバ、ブナへと移り変わり、ブナの巨木の雪原に出てひと休みです。1375m標高点に向かって階段で登り返します。左右に別れて伸びる尾根の左(南側)尾根を今回は下ります。急めの尾根で一気に高度を落していく最後のセクションです。途中、カラマツ植林地の狭い樹の間隔に注意しながら下ります。尾根の末端まで滑り、沢ぞいにトラバースして行くと14時、登山口駐車場に到着。さらに林道上を滑り、14時10分、徐雪終点に着いて終了しました。

*あづま BC Skiには経験者の同行、綿密な下調べ等が必要です。

(月山と鳥海山)

(檜原湖と早稲沢集落)

(振り返ると西大巓が輝く)


(雪に埋れた西大巓登山口)


(西大巓東面滑走)





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