デイビットのブラジルいろいろ日記

デイビットの思いつくままなんでもかきます

ブラジルで白球追う少年たち=9年目のヤクルト野球アカデミー 全3回-下

2009-02-27 21:38:18 | Weblog
  ▽   ▽
 アカデミーで練習している選手たちの一日は長い。六時半に起床し、七時から二十分間で朝食を食べ、地元の学校へ勉強にむかう。午後一時十五分ごろに戻ってくる。
 昼食を取った後、紅白戦がある時は午後二時から、通常練習の時は午後二時半からそれぞれ練習が始まり、午後七時までみっちり練習する。
 練習後の午後七時半からは夕食の時間。週に二回は町へ出て日本語と英語の勉強をする。将来、日本やアメリカでプレーする時に困らなくするためだ。その後、自由時間があり、午後十一時に消灯。ただし、日本やアメリカで野球の放送があるときは、消灯時間は決められていない。
 練習日は火曜日から日曜日まで。しかし、週末は地元の野球クラブに戻り試合に参加している。地元が遠い選手たちの、約十人から十五人ほどは毎週残って練習に励んでいる。
 同アカデミーの目的は二つ。一つは野球の才能を生かして、大学などに入り勉強をしっかりすること。もう一つは、国外に出て野球で稼ぐことだという。
 国外で野球をする人たちに対しても、勉強の必要性を強調し、学校には必ず行かせている。もし、学校を落第した場合はアカデミーも退校しなければならない。

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ブラジルで白球追う少年たち=9年目のヤクルト野球アカデミー 全3回-中

2009-02-26 21:08:24 | Weblog
 ヤクルト野球アカデミーは二〇〇〇年に完成した。一九九七年にヤクルト本社が、工場と野球場を一緒に作るように計画していた。しかし、交通の問題などで工場はロレーナ市、野球場はイビウーナ市へ別々に作られた。同アカデミーはブラジルでも野球で生活できるための指針として、野球選手の育成を目標にして建設された。
 同アカデミーのこけら落しとして、九九年に準青年大会が行われ、翌二〇〇〇年に開校した。現在までの九年間で、卒業生は三百人から三百五十人にのぼるという。そのうち、日本やアメリカには順応性がある選手を選んで送り、現在まで約五十人がプレーしている。
 約二十二万平米の広さを有する同アカデミー。土地の約八〇%が緑地と、環境にも配慮している。球場は大人用三面、子供用五面があり、トレーニングルームや屋内練習場などの施設が完備されている。
 〇四年までは、食堂の一角を使用して宿舎にしていたが、同アカデミー卒業生で、〇二年に中日とヤクルトに入団した瀬間仲ノルベルト氏や片山文男氏の寄付などを使って、四十四人の寝泊り可能な宿舎が完成した。
 月謝は六百八十レアルで、学費など全ての費用が含まれている。メンテナンス費用などはヤクルト本社が負担。コーチの給料などはブラジル野球・ソフトボール連盟が支払っている。
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ブラジルで白球追う少年たち=9年目のヤクルト野球アカデミー 全3回-上

2009-02-25 20:57:30 | Weblog
タダイマ、センセイ――。地元の学校で勉強してきた選手たちが、食堂で待っている佐藤允禧監督(みつよし、62)に日本語であいさつする。続いて、関係者やコーチたちともあいさつを交わしていく。選手たちが日本語を理解して使用しているのだ。
 ひとときの昼食を楽しんだ後、選手たちは練習場に姿を表し、まずグラウンド整備から始めた。手馴れた手つきでテキパキと準備をはじめていく。日本では強制的に動く姿を見るが、ここでは楽しそうに準備を始めているように見える。
 練習前に、佐藤監督が連絡事項を伝え始めると、帽子を取り、おとなしく話を聞いている。監督はじめ、コーチたちの話が終わると、「オネガイシマス」と一礼し、グラウンドに向かっても「オネガイシマス」とあいさつし、ウオーミングアップから練習を始めた。
 ウオーミングアップ後の練習はその時の状況に合わせて行われる。大会が近いと大会にあわせた練習をしている。日本で見るのと全く変わらない野球の練習風景が、ここブラジルにもあった。
 現在、同アカデミーでは佐藤監督をはじめ、二人のキューバ人コーチ(ピッチングと守備攻撃)、ピッチングコーチ(一人)、トレーニングコーチ(二人)が、選手たちの指導にあたっている。
 同アカデミーは、始まってから九年間、ブラジル国内の選手の能力アップや、日本やアメリカに選手を送るなどの役割を果たしてきている。
 始まった当初は日本から三人のコーチが派遣されていたが、現在担当するのはキューバ人だ。キューバ人は大学などで野球の指導法を勉強していて、基礎指導などが一貫しているなどの理由で採用しているという。練習方法はキューバと日本式の両方が混ざっている。
 選手たちは地元クラブに所属して、練習をアカデミーで行う。週末になると自分のチームに戻り試合に参加している。
 選手の能力アップを目標にしているために、アカデミーではチームを作っていない。一つのチームだけが強くなりすぎると、大会にならないし、選手のやる気を削ぐ可能性があるからとの方針からだ。
 同アカデミーの入学試験は十二月はじめごろに行われ、毎年八人ほどの枠に対して全伯から十五人から三十人の応募がある。受験者と在学者の約六〇%は非日系人。入学試験は体力テストや実践形式に加えて面接も行われる。非日系人は身体能力が高く、入学する選手の割合が増えてきているが、生活教育が難しい。
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ブラジルで白球追う少年たち=9年目のヤクルト野球アカデミー 全3回

2009-02-24 21:32:52 | Weblog
サンパウロ市から西に約七十キロ離れたイビウーナ市にある「ヤクルト野球アカデミー」。日本やアメリカでプレーすることを夢見る選手たち四十四人が、日本やアメリカでプレーすることを夢見て、日々トレーニングに励んでいる。〇八年夏の甲子園大会で活躍した本庄第一校の奥田ペドロ選手や伊藤ディエゴ投手など、同アカデミー出身者が日本の高校野球や社会人野球などで徐々に名前が出てきている

日本人がブラジルのサッカーにあこがれている様にブラジルの日系人の子供達

は日本のプロ野球にあこがれています、ダルビッシュも同じ野球少年だったのでしょう。
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花 二度とない出会い中学偏-4

2009-02-20 20:55:47 | Weblog
体育祭も終わり2年生の2学期も終わろうとしていた。

担任の武田が『3学期は修学旅行があるので皆聞くように』と話があった。

皆楽しみにしているのでたのしそうであった。しかしあつみはすこしも

喜ぶ気にはなれなかった。

『こんな人たちといっても少しも楽しくない、行きたくない』とおもっていた。

『あっちゃん 修学旅行楽しみやね』と正岡未央がいった。

正岡未央は保育園の時から一緒の幼馴染であった。千春と未央だけが

安心してはなせる友達であった。

『うん もうすぐやね、ディズニーランド楽しみやね』と言ったが

内心は『行きたくないは』と言っていた。

教室の中は修学旅行の話でみな騒いでいた。

授業中も皆うかれている様で先生の話も聞いていない様子である。

そして2学期も終わり3学期がはじまった。

いよいよ修学旅行である。

ある日あつみは担任の武田に職員室に呼ばれた。

『あつみ 修学旅行の間奥村美香の面倒みてくれ』と言われた。

この奥村美香であるが皆から嫌われていて誰もあいてにしないのである

いつも黙っていて1人でいてなにを考えているのか分からないので

嫌われていた。話しかけても返事もしないのである。みな少し頭が

おかしいのではないかと話しているのである。

あつみは『はい分かりました』と返事をしたがますます修学旅行が

嫌になってきた。

『なんでうちがあの子の面倒みなあかんねん』とつぶやいた。

皆の浮かれているのを見ると腹がたってきた。

そして武田から修学旅行中の班割りの発表があった。

あつみはやはり奥村美香と同じ班で、ホテルの部屋もおなじであった。

部屋まで同じなので泣きたくなってきたのである。ただ救いは

未央も同じ部屋であるのがすくいであった。

あつみはまた武田に職員室に呼ばれた。

『あつみ 奥村美香のこと頼むで、正岡では頼りないから』と

ねんを押すようにいわれたのである。

あつみは修学旅行のことを考えると頭がいたくなり、お腹が痛くなってくるのである

そして修学旅行の3日前のことである。

『御父さん頭痛い熱あるみたいや』といって熱をはかると38度もあった

『今日は学校休め』と言われて

『このまま熱さがらなんだらええのに』と思っていた。

しかし熱は1日休んだら下がってしまったのである。

修学旅行の当日が来た。


今日はおわり

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アマゾン流域がセラード化する? 雨量の低下傾向顕著に

2009-02-19 21:23:35 | Weblog
森林伐採や、天候異変影響で地球温暖化がこのまま進めば、熱帯雨林気候にあるアマゾン河流域の気候が大きく変動し、多少の雨量はあるものの、全体が乾燥地に変わってくるという調査結果を発表した。

アマゾン地域は地球規模で天候の変動に大きな影響力を持ち、最近のアマゾン河流域西部地方で拡大する森林伐採と焼畑は、南米全体に気候変動をもたらしているという。

 今世紀中にはアマゾン西部の年間雨量が低下し、乾燥状態がつづくようになる。逆に、現在、乾燥地といわれる亜熱帯地方のセラードに大雨を降らせ、森林再生の機会がくる。

 亜熱帯地帯は乾期と雨期がはっきり分かれており、これには熱帯雨林地帯から来る湿気が影響している。

 これが逆になる可能性があり、その場合には熱帯雨林地方が乾燥し、新種の生物が誕生することもあり得るという。

私の第二のふるさとであるアマゾンが消えていくのは悲しいです。

自然を大切にしたいものです。

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居眠り大臣

2009-02-16 22:36:02 | Weblog
記者会見を酔っ払って居眠り状態でしゃべって世界に恥をさらした。

なにやら言い訳をしているが、よけいにバカにみえてくる

ろれつが回ってないしちんぷんかんぷんな事をいっているではないか

2世3世議員のボンボンはもうたくさん。
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サンパウロ市が密輸品の宝庫に:全国から買い物客が殺到

2009-02-13 22:57:04 | Weblog
聖市の都心部ブラス区が密輸品や模造品の宝庫となり、全国から買い物客が殺到している。ブラス区に行けば世界の一流メーカーの密輸品、偽造品、模造品など何でも安く手に入るとあって全国の商店主、露店商、買い物客が買い物ツアーをつくりバスを連ねて聖市に押し寄せている。密輸品、模造品を安く手にいれるには遠路はるばるパラグアイに行かなくても国内ですべて用が足せるとあって聖市がパラグアイに取って代わった。

 毎週、月曜と火曜の午前三時ごろ、国民のほとんどがまだ安眠をむさぼっているとき、数千人の買い物客がバスから下りブラス区の商店、露店、ショッピング街を一巡、安く手に入る外国産の珍品や模造品はないかと目を光らして買い物の興奮に沸き返っている。この市場の買い物客は一人平均二千レアルを使うという。一着十レアルの衣服、一足三十五レアルのテニス靴、安い電子・電気製品、上質の模造ハンドバッグが三百レアル、コリンチアンスのユニフォーム着た前衛のロナルジーニョがブラジル選手権戦を競うゲームもあり人気を呼んでいる。このツアーで買い物客は一か月平均十億レアルを使うという。夜明け前の市場は午前三時に開店、駐車場から溢れたバスは街路に駐車、パーキングのスペースが空くのを待っている。バスは一か月平均九千台駐車する盛況ぶりだ。

 連邦政府は脱税で三百億レアルの損失をこうむっているが、経済危機のため取り締まりはそれほど厳しくないという。(八日付けエスタード・デ・サンパウロ紙より)

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今日は建国記念日です

2009-02-11 20:45:59 | Weblog
国民の祝日に関する法律(祝日法)第2条では、「建国記念の日」の趣旨を「建国をしのび、国を愛する心を養う」と規定している。1966年(昭和41年)の祝日法改正により国民の祝日に加えられ、翌1967年(昭和42年)2月11日から適用された。

他の祝日が祝日法に日付を定めているのに対し、建国記念の日は「政令で定める日」と定めている。この規定に基づき、内閣は建国記念の日となる日を定める政令(昭和41年政令第376号)を定め、「建国記念の日は、二月十一日」とした。

当日は、全国の神社仏閣で「建国祭」などの祭りが執り行われる

建国記念日の今日娘と神戸に行ってきました。

神戸で就職が決まったのでマンションを探しにいってきました。

どうにか決まりましたが、はじめて親元を離れるので心配です。

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ブラジルにも経済危機

2009-02-09 22:48:16 | Weblog

 経済研究基金(Fipe)の月例報告によると、国内失業者数は〇八年十二月に約六十五万五千人を記録。そのうち四四%にあたる二十八万五千人がサンパウロ州に集中している、と労働省雇用登録課が発表した。国内経済の重要な鍵を握る同州でこの事態は深刻。国内経済に影響が出るのは必至で、世界経済危機の波がブラジルにも押し寄せてきたといえる。
 サンパウロ州は、国内雇用の四〇%を占め、国内総生産の約三分の一(三三・八%)を産出する経済の要。月平均の失業者数は、例年十五万人程度だが、経済危機が起きた十月以降悪化し、十二月には二十八万人まで跳ね上がった。約十七万四千人だった前年と比べても、十万人強の増加で、深刻な事態と言える。

バイオ燃料と穀物生産で好景気と思われているがやはり経済危機は深刻のようだ

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