日系ブラジル人にとって大切な日航サンパウロ線が廃止になった。
残念なことです、わたしも利用したことがあるが一世の人たちにとっては
言葉の心配もなく安心して炉用できた大切なものであった。少し日本が
とおこうなったような気がします。
会社更生手続き中の日本航空がサンパウロ―成田線(ニューヨーク経由)から撤退することとなり、サンパウロ(グァルーリョス)国際空港発の最終便が27日午後11時50分、日本に向けて飛び立った。これに先立ち、同日夜に同空港の搭乗口前で「お別れ」のセレモニーが開かれ、搭乗客約250人が参加。日伯を結ぶ架け橋となっていた日本航空が定期便就航以来、32年の歴史に幕を閉じることへの名残りを惜しんだ。
1978年に定期便が就航された同路線は、日本の航空会社が運行する路線としては最長路線。最終便出発を前に搭乗受付カウンター周辺では、これまで同路線を運行してきたB747―400型機の模型が展示され、各搭乗客が客室乗務員と一緒に記念撮影を行った。
幼いころから日本とブラジルを行き来している日系4世の宮本ルーカスさんは、「私の国籍はブラジルだが、現在は日本でマスメディア関係の仕事をしている。今日で最終便だと思うと、日本とブラジルをつなぐ絆が絶たれたように感じる」と残念がった。
サンパウロ蘭協会会員の長井勝磨さん(77、2世)は同協会の旅行のために日本航空を利用。「日系社会において日本航空は欠かせない存在」と話し、今後、米国や欧州を経由して日本へ行くことに関して「年寄りにとって乗換えが大変になるのは厳しい。なんだか日本が遠く感じてしまう」と名残惜しんだ。
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最終便出発の前に、日岡裕之米州支社長と小西弘恭サンパウロ支店長が搭乗客約250人の前であいさつ。
日岡米州支社長は日本航空ブラジル線32年の歴史に触れ、「日系人の皆さんにとって祖国の架け橋とも言える国際運行便の撤退をせざるを得ないことは痛恨の極み」と話した。加えて、2014年のFIFAワールドカップ、16年のオリンピックを控えるブラジルに対して「経済発展が期待できる伯国との絆が断たれることは、日伯両国間にとって大きな損失」と述べ、一刻も早い再運行に向けて尽力することを誓った。
小西サンパウロ支店長は、国際航空便の予約や手続き、JALカードの問い合わせなどは引き続き行うことを約束。「本日は、ご搭乗されたお客様に感謝の気持ちを込めてサンパウロ、ニューヨークの日本航空スタッフ全員で作成した折り鶴を配布いたします」と述べて、約50人の客室乗務員と一緒に搭乗客全員を見送った。
「ご愛顧頂きましてありがとうございました。またお会いしましょう」の横断幕が広げられる中、日本へ向けた最終便は雨が降る夜空の下、サンパウロ国際空港を出発した。
ブラジルでは経済発展や国民の所得向上に伴い、航空需要が急増。今回の日本航空撤退を受けて、全日本空輸とTAM航空が10月から共同運航を始める。
残念なことです、わたしも利用したことがあるが一世の人たちにとっては
言葉の心配もなく安心して炉用できた大切なものであった。少し日本が
とおこうなったような気がします。
会社更生手続き中の日本航空がサンパウロ―成田線(ニューヨーク経由)から撤退することとなり、サンパウロ(グァルーリョス)国際空港発の最終便が27日午後11時50分、日本に向けて飛び立った。これに先立ち、同日夜に同空港の搭乗口前で「お別れ」のセレモニーが開かれ、搭乗客約250人が参加。日伯を結ぶ架け橋となっていた日本航空が定期便就航以来、32年の歴史に幕を閉じることへの名残りを惜しんだ。
1978年に定期便が就航された同路線は、日本の航空会社が運行する路線としては最長路線。最終便出発を前に搭乗受付カウンター周辺では、これまで同路線を運行してきたB747―400型機の模型が展示され、各搭乗客が客室乗務員と一緒に記念撮影を行った。
幼いころから日本とブラジルを行き来している日系4世の宮本ルーカスさんは、「私の国籍はブラジルだが、現在は日本でマスメディア関係の仕事をしている。今日で最終便だと思うと、日本とブラジルをつなぐ絆が絶たれたように感じる」と残念がった。
サンパウロ蘭協会会員の長井勝磨さん(77、2世)は同協会の旅行のために日本航空を利用。「日系社会において日本航空は欠かせない存在」と話し、今後、米国や欧州を経由して日本へ行くことに関して「年寄りにとって乗換えが大変になるのは厳しい。なんだか日本が遠く感じてしまう」と名残惜しんだ。
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最終便出発の前に、日岡裕之米州支社長と小西弘恭サンパウロ支店長が搭乗客約250人の前であいさつ。
日岡米州支社長は日本航空ブラジル線32年の歴史に触れ、「日系人の皆さんにとって祖国の架け橋とも言える国際運行便の撤退をせざるを得ないことは痛恨の極み」と話した。加えて、2014年のFIFAワールドカップ、16年のオリンピックを控えるブラジルに対して「経済発展が期待できる伯国との絆が断たれることは、日伯両国間にとって大きな損失」と述べ、一刻も早い再運行に向けて尽力することを誓った。
小西サンパウロ支店長は、国際航空便の予約や手続き、JALカードの問い合わせなどは引き続き行うことを約束。「本日は、ご搭乗されたお客様に感謝の気持ちを込めてサンパウロ、ニューヨークの日本航空スタッフ全員で作成した折り鶴を配布いたします」と述べて、約50人の客室乗務員と一緒に搭乗客全員を見送った。
「ご愛顧頂きましてありがとうございました。またお会いしましょう」の横断幕が広げられる中、日本へ向けた最終便は雨が降る夜空の下、サンパウロ国際空港を出発した。
ブラジルでは経済発展や国民の所得向上に伴い、航空需要が急増。今回の日本航空撤退を受けて、全日本空輸とTAM航空が10月から共同運航を始める。