ブラジル】妊婦のジカ熱疑い6千件 300件で感染を確認=リオ州
リオ州保健局は24日発表の報告書で、同州内で妊婦のジカウィルス感染が確認されたケースが311件になったと公表した。アジェンシア・ブラジルが報じている。昨年11月に、ジカ熱が疑われる赤い発疹の症状が出た妊婦の報告受付を始めて以来、現在までに6426件の感染疑い報告があったという。
ジカウィルスとの関連が指摘されている新生児の小頭症について、ウィルス感染との関連の可能性が認められたケースは11件。306件(うち65件は妊娠中)で引き続き調査が行われている。
同じくジカウィルスとの関連が疑われている神経病のギラン・バレー症候群については、州内で昨年7月以来現在までに71件を記録。うち24件が同ウィルスへの感染と関連している可能性があるといい、42件が検査結果を待っている状態だという。