タジュウィードの法則勉強会【7】
録音(過去勉強会から)
●対関係にない特徴(7):
1)الصَّفِيرサフィール:鳥の声に似た音。(ص س ز)のどれかを伴う。スクーン時に特徴が顕著になる。
2)القَلْقَلَةカルカラ:スクーンで発音する際に、強いアクセントを付けること。
発音時、舌または唇を発音場所から離れさせることで生まれる。
(قطب جد)または、ق ط ب ج د が該当する5文字。これらにはジャハルとシャッダの特徴も伴なうが、ジャハルは息の流れを止め、シッダは音の流れを止めるため、文字の音を明確にするためにカルカラが必要となってくる。
カルカラは二部に分かれる:A.صغرىスグラー:小さいカルカラ。単語中や停止されない単語の最後に来る。
例)يَطْعمون مَبْعُوث لَمْ يَلِدْ
B.كبرىクブラー:大きいカルカラ。そこで停止する単語の最後に来る。
例)الفَلَقْ مُحِيطْ أَحَدْ مَرِيجْ قَرِيبْ
3)اللينリーン:音が容易に出ることをいう。次の3文字の特徴。ألفアリフ、スクーンのواوワーウとياءヤーゥ(長母音でない)。
例)خَوْف بَيْت
※参考文献:アル=ムフィード・アル=イルム・アッタジュウィード、ハヤート・アリー・アルフサイニー著
ブグヤ・イバード・アル=ラフマーン、ムハンマド・ブン・シャハーダ・アル=ガウル著、ハビーバ中田香織訳
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