2019.5.6(ラマダーン)
整列(37)章
*整列章は、イスラームの教義の礎である『(神の)唯一性(タウヒード)、啓示、再生、報い』を含んだマッカ啓示の章の一つ。他のマッカ啓示の数ある章と同様に、信仰の柱を定着を目指した。
*まずはじめにこの聖なる章は無垢の天使の話題で開始している。【整列】は、彼らの礼拝における整列の様子、または、アッラーの御命令を翼を整列させて待機している様子を指す。【追い手】は、アッラーの御望みの方向へと彼らが雲を追い払う様子を指す。続いて、ジンについてと、彼らが流星によって石撃たれる話題に移るが、至高なるアッラーとジンの間に血縁関係があるとの信仰を持つ無光の民の伝説に対する応答としてである。またこの章は、蘇り、報い、多神教徒がそれを否定していること、骨と土くれになった後に再び生き返ることを彼らが否定していることに言及している。
*蘇りの教義の確約として、『信仰者と不信仰者』の物語、現世にて交わされた二者の会話、そして信仰者は楽園、不信仰者は永遠の火獄という二者が迎える結末についてもこの章は言及している。
*ヌーフ様、イブラーヒーム様、イスマーイール様といった諸預言者の物語、続いてムーサー様とハールーン様の物語、続いてイルヤース様とルート様、また『信仰と試練』の物語をイスマーイール様の生贄事件の中で詳細に渡り言及し、イブラーヒーム様が見た、息子を生贄にせよとの命令を受けた後に犠牲が与えられたという夢に関して起きたこと、それが最高の裁定者である御方にいかに服従しその御命令に従うかを信仰者に教えているとことが言及されている。
*現世と来世におけるアッラーの預言者たちと親しい者たちに与えられる彼の勝利の解明と、善果は篤信者たちにあることへの言及で章は締めくくられる。
【章の命名】天に在して休むことなくアッラーを崇めている清廉な天使たちからなるしもべたちを想起させるために『整列章』と呼ばれる。【預言者たち章21節(根拠)】また、彼らに課された任務の解明のためでもある。
【列成す整列(天使)たちにかけて(われは誓う)、】
まず、被造物である彼らの真相の偉大さを誇示するため、また彼らの尊い位についてしもべに示すために彼らにかけての誓いで至高なるアッラーはこの章を開始し給うた。意味:われはこの一団の天使たちにかけて誓う。列成とは、礼拝における整列、または、アッラーの御命令のために待機して整列させている翼を指す。イブヌ・マスウード様は言った:彼らは天上にて崇拝行為(イバーダ)や唱念(ズィクル)のために整列する天使たちである。ハディース:《おまえたちは、天使たちが主の御下で整列するように整列しないのか?私たちは言った:いかにしてですか、アッラーの使徒様?彼は言われた:彼らは前方の列を埋め、列に並ぶのだ。》(ムスリムが出典)至高成るアッラーは天地たちにかけて誓い給うたのは、彼らの尊い位、彼らの数多き崇拝行為を示すためである。彼らはこのような特徴を備えながらアッラーを崇めることにおいて休むことを知らない。彼らは信仰者たちが礼拝時に整列するように崇拝行為のために整列しつつ、全被造物が信奉した比類なき力の主に対して畏敬と畏怖の念を持つ。
【ついで、(雲を)追い払う払い手(天使)たち、】
つまり、雲を追い払う天使たち。彼らはアッラーが御望みになる方向へとそれを追いやる。
【ついで、訓戒し、読み聞かせる者たちにかけて、】
無垢な天使たちの第三の特徴。つまり、アッラーの御印を預言者たち、親しい者たちに読み聞かせる天使たちにかけてわれは誓う、という意。彼らの美徳や功績の言及により彼らを称賛していることになる。
【まことに、おまえたちの神は唯一であり、】
この聖句が誓いの対象である。つまり、おまえたちが崇めている神はー人々よー、唯一であり、同位者はいない、という意味である。
※サフワトゥ=ッタファースィール 第3巻(P27-28)ムハンマド・アリー・アッサーブーニー著 を参照しました。
あなたの文章はとてももやしさ
ですが、私がイスラム教についてあなたに聞きたいことがあります。
私が丁寧でないなら、すみません、
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私は電子メールで尋ねたいです。
アッラーはあなたに善を与えることがあります。
コメントありがとうございます。
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