クラシック音楽ファンにとって、コンサートのチラシは特別な存在です。演奏会情報を伝えるだけでなく、そのデザインや写真は、音楽の魅力を視覚的に伝える役割を果たします。九州交響楽団（九響）のチラシは、その美しさとセンスで一目置かれる存在。映画のパンフレットのように、集めるだけでも楽しいと評判です。
そんな九響のチラシを制作しているのが、後援会法人会員でもある「株式会社三光」という企業です。同社のホームページには「訴える力のないチラシは一瞬で捨てられる」という言葉があり、その真剣な姿勢が伝わってきます。
そして、最近作成されたチラシが、三光の公式ツイッターで紹介されていました。指揮者だけでなく、オーケストラ全体の写真も、省略されることなく掲載されています。
そして、これらのチラシが告知する内容も見逃せません。今回の公演では、ベートーヴェンの「運命」、スメタナの「モルダウ」、モーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」、そしてビゼーの「カルメン」と、聴きごたえ抜群のラインナップが予定されています。ソリストを招かない分、九響そのものの実力をじっくり堪能できる絶好の機会です。
次回、九響のチラシを手にした際は、内容だけでなく、そのデザインにも注目してみてください。そして音楽会に足を運び、その世界観を味わってみてください。
