福岡応援blog

素敵な場所や美味しいお店、応援したいアーティストやスポーツ選手などの情報を中心に、福岡の魅力を発信しています。

福岡サンパレスの帰りに

2021年10月13日 | グルメ

福岡サンパレスでのコンサートを楽しんだ後、博多駅まで歩いて帰ることにしました。直線コースで3キロほどの距離。昼間の明るい時間帯ということもあって、同じように歩いている人たちの姿も、ちらほらありました。

歩いている途中、祇園駅付近で目に入ったのが、グランドオープンしている「もち吉」の看板です。もち吉といえば、お煎餅のイメージが強いですが、私が目当てにしているのは「プレミアム抹茶ジェラート」。

これ実は、以前に試食品として頂いたのがきっかけで、ファンになったものです。福岡県産の八女茶が贅沢に使われているため、着色料が一切入っていないのに、鮮やかな緑色をしています。添加物が入っておらず、自然な甘みと茶葉の味わいが口いっぱいに広がります。お値段は1本200円。通販で買うと、送料が加わるため割高になるのですが、店頭ではこの価格で手に入ります。

通常は、店内でお煎餅やコーヒーをいただきながらイートイン出来るのですが、この日は緊急事態宣言中のため、外のベンチでいただくことに。その安さとクオリティの高さに「こんなに安くて大丈夫なのか」と心配になるほどの満足感でした。

 

 


石村萬盛堂の「祝うてサンド」

2021年10月11日 | グルメ

10月1日に「かわとしグループ」へ事業譲渡された石村萬盛堂。

事業譲渡される直前に発売した新製品の「祝うてサンド」。「博多手一本」をイメージしたお菓子らしく「手のひらの形のクッキー」に「手を叩く時の音」をイメージするクルミをサンドするという、徹底したこだわりよう。ジャパニーズモダンなパッケージデザインも「博多なら手をたたこう」というキャッチコピーも絶妙です。

試食品で頂いた時は「ピーナツクリームが甘ったるくなくて良いね」「今話題の塩スイーツかな」という位の感想だったのですが、博多手一本とは、宴会の最後に「宴たけなわではございますが、そろそろ、お開きにしましょう」という時にするものだった事を思い出しました。

良い企業様に救われ、結果オーライだったとは思いますが、明治時代に創業された石村家が最後に企画開発した商品だった事を思い起こすと「祝うてサンド」には色々な思いが込められているようで、塩辛いピーナッツクリームが「涙の味」であるようにも思えてきました。

 

また、箱に使用されている金色模様は、金色インクによる印刷ではなく(コストの掛かる)「箔押し」という技術を使って作られており、包装用のシールには「きれいに剥がせる糊」が使われているため、空き箱も楽しむ事が出来ます。

クリームサンドクッキーで1個270円(税込)という価格設定は、ゴディバチョコ並みだと思いますが、和菓子のようなアートだと思えば、決して「高すぎる」という事はないのかもしれない。

 


九州交響楽団の「第九」コンサート 北九州編

2021年10月06日 | 音楽

九州交響楽団の「第九」コンサート、北九州でも予定されているようです。

クリスマス当日の12月25日(土)14時から「北九州ソレイユホール」にて開演です。

 

 

合唱団としては「九響合唱団」の代わりに「北九州フロイデコール」が出演されます。「北九州フロイデコール」とは、毎年12月にベートーヴェンの「合唱」を歌う事を目的として結成されている合唱団で、以前から九州交響楽団と共演されてきた団体のようです。

年末の北九州が、開催出来る状況でありますように。


九州交響楽団の「第九」コンサート 福岡編

2021年10月05日 | 音楽

年末の風物詩の「第九」コンサート。満を期して「九州交響楽団」から、チケットが発売されました。

 

 

開催日時は、12月26日(日)15時~。場所は「サンパレス福岡」。「九響合唱団」や「九響オフィシャルパートナー」も出演されます。

年末の福岡が、開催出来る状況でありますように。


石村萬盛堂は今後どうなるの

2021年10月02日 | グルメ

先日、石村萬盛堂の「つるのこのこ」が、福岡の新名物になりそう! という記事を書いたばかりなのですが… こんなニュースが入ってきてびっくり。

石村萬盛堂、地元出資会社に事業譲渡、コロナ禍で経営悪化、店舗・ブランドは維持- 読売新聞(2021年10月2日19時00分)


石村萬盛堂は、3月14日を「マシュマロデー」とし「女性から男性へ告白する日」とする事を提唱した企業で「鶴の子」をはじめとするマシュマロを、看板商品としています。しかし、無印良品やコンビニで売っているマシュマロだって、安くて沢山入っていて、手軽に買えて美味しいです。そんな中なぜ、石村萬盛堂の商品が長く愛されているのでしょうか。

それは、地元への貢献とそのブランド力にあります。石村萬盛堂は、地元企業として地域社会と深く結びつき、祭りなどのスポンサーを務めてきた企業です。「多少高くても、地元に貢献している企業を応援したい」という人々の思い。これが、ブランド力の向上につながり、記念日や贈答品として選ばれる銘菓となっているのではないでしょうか。

ところで、新しく事業を引き継ぐのは「地場6社の共同で設立された新会社」とありますが、それはどこなのでしょうか。今、把握しているのは、以下の2社です。

  • 明太子でおなじみの「ふくや」の初代社長、川原俊夫社長が経営する「かわとしグループ」。
  • 「キャナルシティ博多」の開発、運営を手掛ける「福岡地所」。

ちなみに、新しい「石村萬盛堂」の代表取締役に就任されたのが、地元福岡の明太子文化を築き上げた企業「ふくや」の経営者である川原武浩社長である事は、メモっておきたいと思います。

 

新食感 "つるのこのこ" が話題!福岡の老舗和菓子店【石村萬盛堂】

 

先日リニューアルした「石村萬盛堂本店」が、企業の歴史を堪能できるギャラリーになっていた理由が分かるような気がして、何ともいえない気持ちです。