「Double Life」の主人公、如月珠莉愛の絵を作り始めた頃から、薔薇のイメージがありました。
こんな服装は作中にはありません。学生時代はTシャツにジャージ。医師になってからはハイネックの上に地味な長ズボン。靴はナースシューズ。
容姿は普通にしようと思っていて、その心の本質が誇り高き薔薇。棘のある他人を拒絶した花。
出来上がった珠莉愛のキャラは、幼少時から18になるまで受け続けた虐待で、心が少し変です。友達も1人もいません。
勉強が出来すぎるのと、明らかに汚い身なり。それなのに人懐っこくニコニコしてるので他人から見たらキミが悪いのです。
こんな服装は作中にはありません。学生時代はTシャツにジャージ。医師になってからはハイネックの上に地味な長ズボン。靴はナースシューズ。
自分が相手を好きと言う気持ちは感じることが出来る。でも、それ以上の愛情は認識できない。虐待の後遺症です。ストーリーの最後までそれは治りません。治りませんが解決策に辿り着きます。そのドアの鍵は圭が持っています。
圭がリリカと付き合ってる時、リリカを紹介されて「圭が楽しそうで嬉しいかな」と本気で思ってる珠莉愛に駿は愕然とします。
この件で、駿は「圭が他人を見る目があるのか、ないのかが分かれ目だ」と思います。
健吾は圭が死ぬほど嫌い。知らないとは言え自分の妻の周りをウロチョロするガキ男だから。時系列で言うと、この頃の健吾は珠莉愛に凄く執着し始める頃。好きで結婚したわけでもないのに。
このオジサン達2人の事は大好きと認識できる珠莉愛。幼い頃、親はいるのに孤児のようだった自分の家族だと思っています。
圭の事は、その先10数年、たった1人の特別な友達とカテゴリーします。