契約内容の期間の定めと、正確な報酬が決まらないまま2人の生活は先にスタートします。
3年半後、契約の内容変更が珠莉愛から提案されます。
3年半後、契約の内容変更が珠莉愛から提案されます。
かなりの大金と別居を請求。ただし、離婚はしないということが、ここで決まります。
嫌いで別れるのではないんです。本当は、ずっと一緒に暮らしたかった。
数千万のお金をもらって、子供は健吾に渡します。
この絵は、実際のシーンにはありません。
淡々と理由を言う珠莉愛と話し続ける彼女を見つめる健吾がいるだけ。
家を出て歩道を歩く珠莉愛。茨城から東京に来た時は18000円。東京を出ていく時は。。。わらしべ長者。立ち止まって泣き崩れます。現金が入ったスーツケースは、しっかりお尻の下。
止まらない涙の中で、ただの高IQの少女が、ならなければならない大人の自分を見つける瞬間。涙を拭いて上げた表情は微笑んだ決意の顔。
健吾との関係は離婚ではなく、別居なので珠莉愛が京都に行ってからも連絡を取り合います。主に子供のこと。
東大は2年の春で退学。今度は2番目に難しい京大医学部。そして、その先は日本で現在40人しかいない医者の道を目指します。
現実には、新米がなれる医者ではないのですが、設定だからいいわということで。
エリート中のエリート。医者というより学者。ノーベル賞を取るような。
一方、圭は退学してしまった珠莉愛を探して健吾の会社に行き、そこでコテンパンに健吾に意地悪されます。
「本当はね。彼女は私の妻なんだよ。」この言葉は、圭を絶望の底に。
とにかく、健吾は圭が大嫌い。余裕綽々で分かりにくい説明をします。嘘はついてません。圭が冷静なら意味が分かるはずなのに、豆腐のメンタルの圭には「この人の奥さん?」しか耳に入らない。
飲めないお酒を飲んでアパートに帰るとヨリを戻す気満々のリリカが待ってます。
ズルズルと関係を持って、なし崩しになって卒業後間もなく2人は結婚。
珠莉愛は、男女の恋愛のデリケートさも分かってないので、受験が終わったら一回東京に帰って圭に話そうと受験勉強中。
合格の後、家と連絡をとりますが電話で圭の現在を聞くと「彼女さんと仲直りしたんだね。友達の幸せは喜ぶよ」とつぶやきます。
健吾は、圭の自分に会いに来てから後の彼の行動を全部掴んでいて軽蔑すらしています。
そして、京都に来て10年が過ぎ珠莉愛は目指した道の一歩目に入ります。