★10月のバラⅡ★

諏訪湖周辺の四季を中心に紹介しています。

キカラスウリの垣根

2023-08-20 11:23:28 | 日記

 

数年前から、リンゴ園の垣根に、黄カラスウリが繁茂して居ます。

黄カラスウリは雌雄異株で、リンゴ園の黄カラスウリは雄株なので

花は咲きますが、実がなりません。

年を増す毎に、繁茂の領域を広げて、垣根は厚みを増しています。

晩秋には、葉もすっかり枯れて、特にリンゴ園に害が無いので

放置状態になって居るのかも知れません。

 

 

黄カラスウリの花は、夜更けから咲き始めて、陽が射す頃には

花弁の糸状の先端からカールを始めて、時間の経過と共に

花弁がすっかり萎んだ状態になり、午後には落下してしまいます。

今朝は曇り加減でしたので、早朝(5時頃)出かけてみましたら

花弁の繊細な糸状の先端が、未だカールして居ないオバナが数輪見られました。

 

 

 

リンゴ畑の方向から陽が射し込み始めると、たちまち花弁先端の

糸状の部分から、くるくるとカールし始めます。

 

 

 

左上の蕾の様な形状の花は、花弁をすっかり畳み込んで、落下寸前の花の状態です。

 

 

何時見ても、花の命の終焉は儚げです。

 

 

 

       

             2009.11.18写 

      (実の大きさはレモンより一回り大きい)

 

★しばらくの間、コメント欄を閉じさせて頂いて居ます。

 

 

コメント
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